無顎魚 (系統樹) - 生息地と化石サイトの野生生物

無顎魚 (系統樹) - 生息地と化石サイトの動物と生物多様性

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下記は古生代の地層から発掘された絶滅した初期の無顎魚と世界に生息する無顎魚である。無顎魚は脊索動物から進化した最初期の魚で、カンブリア紀から生息している。括弧内の説明は絶滅種では生息した年代、現存種では生息地域。年代表記は486～404万年前は486万年前から404万年前の間と読む。億年前は古生代と中生代および新生代、万年前は新生代だけを示す。その年代区分は地質時代区分表を参照。下記は進化の系統樹の一部である。

Kingdom 動物界

Phylum 脊索動物 ⇒ Class 魚類

初期の脊索動物

ハイコウエラ

(5.42～5.13億万年), ピカイア

(5.13～5.01億万年), プロミスム (4.49～4.437億年前), パラエオスポンジルス

(3.97～3.85億万年)

Subphylum 脊椎動物亜門

Superclass 無顎類 (最古の魚類、ヌタウナギ、ヤツメウナギなど) 無顎類

初期の脊椎動物

ハイコウイクチス

(5.35～5.20億年前; 最古の魚類), ミロクンミンギア

(5.42～5.16億年前; 最古の魚類)

Class 翼甲綱 (初期の無顎類; 4.768～3.761億年前)

Order プテラスピス目 (4.66～3.881億年前)

無顎魚

プテラスピス

(4.66～2.919億万年; 大絶滅①), アストラスピス

(4.605～4.5億万年), クテナスピス

(4.181～4.123億万年), ドリアスピス

(4.16～4.07億万年)

Order アランダスピス目 (4.79～4.575億年前)
無顎魚アランダスピス (4.79～4.605億万年), サカバンバスピス (4.79～4.575億万年)
Order 異甲目 (4.79～3.761億年前)
無顎魚アナトレスピス (4.79～4.49億万年), レピダスピス (4.181～4.123億万年), ドレパナスピス (4.091～3.919億万年)

Class テロードゥス綱 (顎口上綱に近い種; 4.605～4.091億年前)
無顎魚ファルカコウダ (4.53～3.59億万年; 大絶滅①), テロドゥス (4.437～4.091億万年)
Class 欠甲綱 (ヤツメウナギの先祖)
無顎魚ヤモイティウス (4.437～4.229億万年), ファリンゴレピス (4.282～4.262億万年), ビルケニア (4.282～4.187億万年)
Class ピトゥリアスピス綱 (装甲円口類)
無顎魚ピトゥリアスピス (397～385)

Class 骨甲綱 (骨装甲円口類)

無顎魚

アテレアスピス

(4.282～4.187億万年), トレマタスピス

(4.262～4.187億万年), ダルトムティア

(4.23～4.16億万年), ケファラスピス

(4.181～3.919億万年)

Class ヌタウナギ綱
- Order ヌタウナギ目 (3.181億年前～)
  無顎魚テロドゥス (4.437～4.091億年前), ダルトムティア (4.23～4.16億年前)
  ヌタウナギヌタウナギ, ホソヌタウナギ
Class 頭甲綱 (4.262億年前～)
- Order ヤツメウナギ目 (3.761億年前～)
  ヤツメウナギフクロヤツメ, ミナミヤツメ, カスピヤツメ, ウクライナヤツメ属の一種

Infraphylum 顎口上綱 (最古の魚類、ヌタウナギ、ヤツメウナギなど)
- Class 板皮綱 (絶滅種のグループ; 4.181～2.45億年前) 板皮魚
- Class 軟骨魚綱 (エイ、サメ;; 4.66億年前～) 軟骨魚
- Class 棘魚綱 (絶滅種のグループ; 4.213～2.55億年前) 棘魚
- Superclass 硬骨魚綱
  - Class 肉鰭綱 (四肢形類、シーラカンス、ハイギョ; 4.229億年前～) 肉鰭魚
  - Class 条鰭綱 (ほとんどの現存魚類; 4.213億年前～) 条鰭魚