060224 コンサート前日 バンコクへの道ー1

3時半集合。

黒地に白文字のRAINTシャツを着ている人がたくさんいる。私はあまのじゃくなので、まだこのTシャツは購入していない。それにしても、ここまで制服のようにそろっていると、自分も買っておけばよかったかなあと少しだけ後悔する。

実際に出発したのは、3時50分。道の混み具合によっては1時間くらいかかるとのことだった。

車の中で、Sad Tango」「Slowly」「3集」が流される。長い1日、ああ、やっとジフニに会いにいけるんだ〜と、気分が高まっていく。

あれよあれよと言う間に車はどんどん進み、なんと40分くらいでインパクトアリーナに到着。遠くに会場が見えたときは感慨ひとしお。

バスを降りてから、コンサート終了後の集合場所を確認。そして、列の最後尾へと進む。

おお〜っ、もうものすごい人ごみ。後から聞いたら、香港、台湾のファンの方たちがすでに御到着。列を作っていた。・・というか、列と言うより、もうまるでお花見か、宴会か、何の集まりか〜という感じ。私たちの目の前では、台湾の女の子二人が、「Its Raining」の曲に合わせて踊っている。長い整列時間、こうやって楽しむのもひとつの手だな〜とは思ったが、なにしろ、暑い、暑い。こんなところで開場まで本当に並ぶのか、にわかには信じがたかったが、どうやら本当のようだった。

NY用に買った釣り用の椅子も、日本に置いてきてしまった。日焼け止めも、観光用だと思っていたため、ホテルに置いてきてしまった。水も一本持ってきたが、どうやら全然足りないようだ。

会場の外は大騒ぎ。各協賛会社が、それぞれの宣伝活動をおこなっているようだ。ゲーム形式で何かをもらえるようなイベントもあるよう。とにかく、それぞれ大音響なので、暑さでまいっている頭には本当にきつい。グッズ販売もやっているようだ。

列全体が落ち着くのを待って、交替で偵察に。

最初に見たグッズ売り場では、BANGKOKコンサートオリジナルポストカード帽子などが売られていた。帽子には、白、ピンク、黒、茶の4色があり、迷う〜〜。「迷ったときは、両方買うのよ」という、どなたかの声にしたがって、白と黒を購入。

グッズを一つ買うたびに、ポスターを一枚くれる。気づいたら、すでに荷物はかなりかさばる状態に。これで、どうやってスタンディングのコンサートを楽しむのだろう。

その後も、交替で、CD売り場へ。タイ版のCD,おもしろいところでは、2集のカセットもあったので、聴かなくてもいいから、オタクコレクションとして購入。ここでも2種類のポスターをゲット。ああ、また荷物が増えた。

それにしても、いったいいつまで並ぶのだろう。観光ですでに体力の大方を使い果たしてしまった私たち。そして35度以上あるであろう、この空間。おまけに東京組は、睡眠時間3時間だ。こうやって目を開けているだけでも、かなり厳しい状態だ。

少しして、添乗員さんが、真剣な顔でカメラを回収に来る。

今回の警備はかなり厳しいとのこと。

前回、NYでも、警備が厳しいと言われてカメラを持ち込まなかったら、実はノーチェックで写真撮り放題だったので、今回もどうせそんなことじゃないかな〜と心の中では思いつつ、でも、カメラを持っていると、写真を撮るのに夢中になってコンサートを楽しめない気もしたので、素直にカメラを預けた私。あとになって、この行動が正しかったことが証明される。

7時を過ぎて、ようやく開場。日本人の列が台湾の人たちの列の真ん中あたりにつくことになってしまったので、台湾の人たちがとても心配する。

逆に、列の最後尾につかず、台湾の人のあとに割り込んでくる人もいたので、台湾のリーダーっぽい方に、「日本人は台湾の人の後から入るので安心するように。また、途中から割り込む人のいないようにそちらも注意してくれるよう。」伝えた。

食べ物の持込は禁止ということで、あわてて持っていた食べ物を口に押し込む。また、ペットボトルのふたの持ち込み禁止ということで、水もあわてて飲み干したり、ふたを開けてビニールにいれたり工夫する。

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