060224 コンサート前日 バンコクへの道ー1

ジウンになれるコーナーは人気

どこの国のファンなのかは不明

ついに開場。

荷物チェックは非常に厳しく、懐中電灯でバッグの中まで照らされる。

その後、カード型チケットにパンチで穴をあけられて中へ、入ってからも、2回くらい、チケットのエリアを確認される。

そして会場の中へ。

一緒に入場しようと思ってずっと行動を共にしていたOさんの姿が見えない。どうやら、ペットボトルの水を見咎められたようだ。大体の位置は打ち合わせ済みなので、まずは場所をチェック。

今日狙おうと思っていた、花道の横から、ステージにかけてのゴールデンエリアは、すでに人でいっぱい。手に手に、応援用の看板やらグッズを持っている台湾や香港の人が多そうだったので、こちら側に行っても視界が悪いに違いないと思った。

NYで花道先端を体験したが、そのときに友達から聞いた話では、「なんだかんだでメインのステージにいる時間が長いから、そちらいたほうがいい」というようなことだったので、頭を切り替え、ステージ左側中央の、比較的人が薄い部分に入り込む。ラッキーなことに、私の前には一人だけ。それも背たけが私と変わらないくらいの、タイの方だ。

ふと見ると、そのタイ人と、私の横の日本人が、英語でいろいろしゃべっている。このタイの方は、日本在住だそうだ。また、私の左手にも、台湾の女の子たちがたくさん。ふとしたことで話し始める。台北コンサートにも行ったこと、台北の2日目よかったね〜などなど、ジフニの話題で一気に親しみ倍増。東京のコンサートのチケット、今後は買いにくくなるかもね〜など、いろいろお話。そして、英語をしゃべっていた隣の大阪人と話し始める。その方は、大阪コンサート以来のジフニだそうだ。「そうだとしたら、RAINY DAYはかなり進化しているので、絶対楽しめるよ〜」と話す。台北や、NYコンサートがどうだったかという話でひとしきり盛り上がる。

実は私は、バッグの底にミネラルウォーターの小さな瓶を潜ませていた。コンサート前に、ジフニ話題で思っていた以上に盛り上がってしまい、ジフニが出てくる前に、水分補給が必要になってしまったのだった。観光で体力を使い果たしていたはずの私、このエネルギーは一体どこから出てくるのだろう。

後ろを振り返ってみると、スタンディング席の混み方は今までで一番だ。

噂によると、私たちのいる側のCL(向かって左側)よりも、CR(逆側)のほうが、すいているとのことだ。背の低い私には、確認のしようもないけど・・・。

べらべらしゃべっているうちに、突然「厳かな曲」が流れ始める。後ろのスタンド席を振り返ると、立っているのはどうやら地元のタイの方たちのようだ。前にいた日本語のできるタイ人に聞いたところ、「天皇の歌」だとのこと。まあ、国歌のような位置づけなんでしょう。

横にいた台湾の女の子が、ハングルで何かを書いた紙を持っている。「チョン・ジフン」と書いてあるのかと思ったら、「キム・ギヒョン」。彼女は、ダンサーの「キム・ギヒョン」のファンだそうだ。「キム・ギヒョン」って、どの人だっけ〜って、日本人の間で話が始まる。彼女が「キム・ギヒョン」と今日一緒に撮ったという写真を見せてもらう。なるほど〜、この人が「キム・ギヒョン」なのね〜。

台湾の子達、本当に若くてかわいい。「武道館のときに選ばれたヨジャチングの子が、ジフニにハグされたのがとてもうらやましかった。」とのこと。「あなただったら選ばれるから、今日はがんばってね〜」と、励ます。

考えたら、台湾とタイはとっても近い。3時間で着いてしまうなんて、うらやましい。台湾の人のほうが、暑さに耐える能力は高いに違いない。

国家斉唱が終わってからもう20分位が経っただろうか。コンサートは一向に始まらない。周りの人との世間話にも、みんながそろそろ疲れてきた。

そのうち、おそらく地元のスターが会場に入ってきたのだろう、「キャ〜」という歓声。

進化しているRAINY DAYの話に戻るが、大阪人が私に、毎回見ているとどんな感じなのかと聞く。「見るたんびに、やっぱり私は彼が好きというのがよく分かる〜。バカですよね〜。」と答える。

そして、やっとピョルちゃんの登場。

スクリーンには、タイ語で字幕がついていて面白い。

ピョルちゃんは、ほとんど花道上で過ごすので、こちらからの視界は悪い。

ピョルちゃんにはいつも感心するが、香港では広東語、台北では北京語、そしてタイではタイ語でMC,大うけしている。

そして、I Think I。例によってMVがスクリーンに映し出される。どっちみちピョルちゃんは遠くて見えないので、スクリーンのヨンジェを見つめる。ここにもタイ語の字幕。おもしろ〜い!

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