「水車(みずぐるま)」
財団法人新松戸郷土資料館館報

発行号数

目     次

創刊号

*民具写真水車

表紙

財団法人の発足にあたって

2〜3

新松戸の都市化 
  大字・小字・地図/都市化年表

4〜5

寄稿

6〜7

新松戸郷土資料館役員職員紹介

民具シリーズ「水車」

第1号

*民具写真藻刈り

表紙

区画整理前・整理後の写真

(財)新松戸郷土資料館展示室について

民具シリーズ「藻刈り用具」

第2号

*民具写真唐箕

表紙

新松戸の石造物

2〜3

新松戸の野草今昔

民具シリーズ「唐箕」

第3号

*風景写真八木乃橋

表紙

江戸川と坂川

坂川の源流

河川工事の始まり・江戸時代の河川工事 
  河川行政と河川の推移

4〜5

坂川の橋の名称

江戸川・坂川の洪水と治水年表・水利権

余録・下谷の年中行事と農事暦   
  新松戸の野鳥

民具シリーズ「泥さらい」

第4号

*実物写真鬼瓦(抱茗荷)

表紙

屋号・苗字・姓

家紋

氏・旧六ヶ村の成り立ち

大谷口新田・幸谷

二ツ木

大谷口・横須賀

小金

現在の新松戸と旧六ヶ村 
  屋号分類表・民具シリーズ「豆板削」

新松戸の魚

10

第5号

*実物写真繭玉

表紙

下谷の講及び行事・一月 
  地域社会の信仰と連帯

2〜3

二月

4〜5

三月・四月

五月・六月

七月・八月

九月・十月・十一月・十二月

大谷口新田の年中行事
  江戸時代の新松戸

10

新松戸の人口と戸数の推移

12

第6号

*航空写真区画整理前の下谷

表紙

旧六ヶ村とは

大谷口村 私と資料館・他

大谷口新田村 村の成立ち・他

幸谷村 地名の由来・他

10

小金 小金の地番と下谷

13

二ツ木村 蘇羽鷹神社の今昔

14

横須賀村 行事と二年子大根

18

台地と下谷の飛地

19

台地から下谷へ続く道

20

坂川水系に架けられていた土橋

22

第7号

*絵画大谷口新田大杉様の祭礼

表紙

旧六ヶ村の年中行事 

大谷口

大谷口新田

幸谷

小金

二ツ木

11

横須賀

12

第8号

*情景写真昭和46年5月最後の田植え

表紙

方言(一) 

元旦・七草粥

蔵開き・お日待・一鍬・堀汲み

繭玉・御籠・小豆粥

稲の花・恵比寿講・天神講

疱瘡日待・節分

初午祭・大杉祭

第9号

*情景写真昭和46年5月最後の早苗饗

表紙

方言(二) 

女化講・不動待

御忌・端午の節句

早苗饗・藻刈

浅間様・百万遍

お盆・あきまて

藁仕事・正月支度

10

*実物写真瘡守<かさもり>稲荷

表紙

方言(三) 

人に関する方言

生物に関する方言

気象・地形・農事に関する方言

衣・食・住に関する方言

その他の方言

5〜6

下谷の地図・大谷口新田の絵地図

11

*絵画灰屋 下谷に来た行商人

表紙

削り花と神の膳売 
  篩屋・鋳掛屋・豆腐屋

魚屋・剥身屋・唐箕売 
  目立屋・箕の修理・お茶売

蓑笠売・束子売・乾物屋 
  反物屋・桶屋

座卓売・鎌売・灰屋・小間物屋・鳥屋

行商人の分布

6〜7

12

*実物写真彫物・目潰しの鴨

表紙

下谷の稲作

江戸川左岸側の水田地帯に 
  作られていた品種一覧表

13

*情景写真魚取り

表紙

坂川水系の漁 

堀汲み漁・鰻掻き鎌漁・かっつくい漁 
 しかんご漁・笹葉漁・鯰の冬眠期の漁

寒鮒釣・都たなご釣・押し網漁 
 泥鰌掘・鼬取

雀取

14

*絵図ドウのいろいろ

表紙

坂川水系の漁と魚具 

泥鰌踏・さす漁・子供のタナゴ釣 

泥鰌ドウ・鰻ドウ

鯉ドウ・蟹ドウ・雑魚ドウ

15

*絵図鴨猟

表紙

坂川水系の漁と猟 

おっかぶせ漁・やまべ釣漁 
  置き針漁・投網漁・四つ手網漁 
  鯵網漁・地獄網漁・大鷭猟

鴨猟・タカポ漁・天保銭網漁 
  田鴫猟・鶉猟

16

情景写真北千葉導水路

表紙

坂川水系の環境の変化 

水田の雑草と農薬

農業と川
  雲霞(うんか)と川

17

*模型写真松戸の初荷

表紙

大正時代・松戸市内 昭和時代・松戸市内   
 
台地の野菜生産

三つ葉 根三つ葉 真夏の大根  枝豆 西瓜 
 人参 牛蒡

18

*地図蔬菜の生産地

表紙

市場と符丁 

青果卸、川魚卸、市場・せり場(関東)
 
海産物商、青果商()、青果商()  
 市場・せり場
(関西)、 その他、魚商() 
 魚商
()、魚商()、料理屋 宿屋

松戸北部市場と符丁  指やり

2〜3


 

「水車」の目次

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 1960年代まで低湿地の田園地帯だった小金、大谷口、幸谷、横須賀地区は、1980代に新松戸として新しい市街地区として生まれ変わりました。この開発事業を担ったのが、「松戸市新松戸中央土地区画整理組合」でした。  「新松戸郷土資料館」は同土地区画整理組合の記念事業の一環として、全国でもきわめて珍しい組合立の郷土資料館として新松戸市民センター内に設立されました。館長(2012年現)同土地区画整理組合の理事長だった大井弘好さんです。 
 新松戸都市建設にあたって『古い歴史のある新しい街新松戸』を合言葉にされたということ
ですが、他地域、市外、県外から移り住んできた新住民の私たちには、新しい土地での生活に追われるままに新松戸以前のことは、ほとんど関心外のことでした。
 しかし、
10年、20年、30年と住み続けるに従って、生涯の中で新松戸での生活が人生の中でも最長になり、終(つい)の住処(すみか)になるかもしれないという予感とともに、新松戸以前への関心が自然と湧き上がってきました。既に新松戸内の小学生は、学校見学の一環として、「新松戸郷土資料館」で新松戸以前の歴史を学んでいて彼らにとっては故郷としての新松戸がしっかり位置づけられていると思います。
 私たちは、新松戸郷土資料館が
198611月から2005年3月までに19回にわたって発行されてきた館報『水車(みずぐるま)』を大井館長にお許しを得て、全内容を当管理組合公式Webページに掲載することになりました。無料配布されている館報ですが、既に部数が残り少なくなっていること、新松戸郷土資料館のWebページには目次しか掲載されていないことなど、このまま埋もれさせてしまうのは惜しいという気持ちから2013年3月、松戸市立新松戸西小学校の卒業式の来賓控室で大井館長に直接、当管理組合のホームページに掲載をお願いしたところ、快くお許しいただきました。 開発前の新松戸がどういう地勢、風土であったかを知っておくことは、いずれ避けて通れない大震災など自然災害の減災対策にもヒントを与えてくれるだろうと考えています。新松戸地域の住民だけでなく、他地域の方々にも御高覧いただければと思っています。なお、本『水車(みずぐるま)』の著作権は、財団法人新松戸郷土資料館にあると思いますので、使用にあたっては財団法人新松戸郷土資料館にご照会ください。
                           201210月記  山田 良夫
                        

当ホームページにセキュリティー上の問題が発生したことからリニューアルのため、暫く運営を中止していて掲載が 遅れていました。ところが、財団法人新松戸郷土資料館が2014に廃止されてしました。館長だった大井さんは 御健在ですが、現在どなたが著作権をお持ちなのか確認をとっておりません。 しかし、当管理組合のWebペー ジ掲載にお許しをいただいていることから推測すれば、不当な改竄(かいざん)や反社会的な利用などでなく、研究資 料等などでご利用される場合は、問題はないのではと考えています。もちろん、当管理組合に許諾の権限があるはずも ありません。特に学校などの教育での利用は、大井さんが最も喜ばれることだろうと思います。

                       2015年度 理事長  山田 良夫