2004.5.9 東京宝塚劇場 1階19列



『1914/愛』なんてタイトルなんで、イメージは結構シリアスな
印象が大きかったのに、フタを開けたら中途ハンパなドラマ・・・
何を伝えたいのか?何を見せたいのか?何をやらせたいのか?
作者の拘りが感じられない作品だなぁ・・・
というのがMy初日の感想でした。
だって観劇後、わたるくんが主演なのにさ、
【こんなもん】呼ばわりしちゃったu-tsu・・・ 暴言か?
とっても時間が長く感じましたとさ。
2本立て作品の初見感想って、こんなもんだったかなぁ?
と、思わずアタマをひねってしまったu-tsuです(苦笑)。



第1場〜3場 プロローグ(全場)

レビュー劇と銘打ってる通り、華やかさあり、懐かしくもあり、
という印象の幕開きだったように感じます。
以前はよくこんな前振りあるお芝居の幕開きが多かったように
思いますが・・・はて、どうだったかな?
セット、出演者含め舞台全体的にキレイでオーソドックスで
個人的には好きな構成に入りますが、盛り上がりにはイマひとつ
という印象もあって、ここからすでに中途ハンパ感があったかなぁと・・・

貴城さんはじめ4人の男役による【愛の美女】は、コミカルで
これから始まる内容を暗示しているようにも思えますが、
果たしてこれはあるべき場面だったのかどうか?
いつもはバリバリ素敵な男役が、コミカルとはいえ足の露出が
多い衣装での女装っていうのは・・・観るに耐えないとまでは
云いませんが、最近はあまりにもそういう場面が多いですし、
正直な話、観たくはないなぁと思うんですよね。
女性の目から見たらキレイな足は憧れですから目の保養には
なりますが・・・へへ(^^ゞ

わたるくんの登場は、全身白のお衣装がよくお似合いで、
こんな紳士なお姿もたまにはイイなぁ〜(^^;
と思いながら見惚れておりました。
こんなオーソドックスな白いお衣装のわたるくんなんて
ものすっごい久しぶりですし、ワイルドだの野郎だのと云われて
いても、しっかり着こなしているお姿はやっぱり星組っ子だなぁと。
コスプレだけじゃないんですよね星組は。


第4場 ル・ミルリトン

薄暗い酒場ル・ミルリトンのセット。
イスにまたがり登場したブリュアンの第一印象は、
【屈折した挑戦的な獣】 って感じかなぁ。
歌い始めたブリュアンは、客を嘲笑いながらも道標を
指し示しているような感じというか・・・
明るく楽しい歌ではなく、正反対の歌だからリアルで
ル・ミルリトンに集まる客の心を掴む。
自由の国フランス。でも人は自由だけでは生きてはいけなくて、
現実には仕事もなく食う金も無く人の施しによって
命を繋げている人間が多い時代・・・
そんな暗く冷たい地にブリュアンの言葉は力強く響き
気持ちだけは救われる。
ル・ミルリトンにおける炎の詩人ってそんな役割なのかなと、
歌うブリュアンを見て感じたかなぁ。

ドブネズミ、貧乏人・・・悪口雑言が売りのブリュアンにとっては
ある意味、愛情ある言葉なのでしょうけれど、長台詞の中に何度も
登場するのはどうかと思いますが?
悔しかったら這い上がって見ろ!くらいの気持ちがブリュアンには
あるのかもしれませんが、ドブネズミや貧乏人という言葉は
単に悪口雑言が売りという設定を印象付けるためとしか思えない。
どうして炎の詩人は悪口雑言でなければいけないのか?
辛辣で多少口が悪い、という設定ではいけないのでしょうか?
悪口雑言とはただの悪口という意味ですよ?
炎の詩人と呼ばれて慕われている人間が、ただの悪口で人気者に
なってしまうとは、それはちょっと物語りとしてはどうでしょう。
もちろんブリュアンにとってはシニカルに人々を表現する方法なの
だろうと思います。が、宝塚的にはあまりいただけないなぁと。

u-tsu的には違和感ある台詞でしたが、救いなのはブリュアンの表情。
ドブネズミ、貧乏人と人々を冷笑しているブリュアンですが、
言葉とは裏腹に愛情が感じられる表情が見え隠れしていて、
その発する言葉にもちゃんと気持ちがこもっているというのが
表情から見て取れるというか・・・
安ワイン一杯で粘る貧しい客も、そんなブリュアンの気持ちに
触れることができるなら何時間でも粘ってやるぞという、
意気込みじゃないけど何か意志を持って店に来るというか。
ブリュアンと客との空間が馴れ合いにならずに、でも良い関係って
いう感じがして、そのへんはとても好きですね。


・・・にしても、u-tsuも貧乏人を連発しすぎか(^^ゞ?

で、登場する芸術家たち。
アポリネールは青年実業家のような風情が芸術家とは異なる
印象ですが、感覚は芸術家というのが彼の魅力の一部かな。
モディリアーニは外見からの印象で破壊的というよりは破滅的な
感じのほうがしたかも。ハチャメチャな感じがあって、
どこか危険な部分もありそうな・・・
ユトリロは近づき難く気難しそうなのに寂しがりや、っていう
印象だったなぁ。たぶん、演じる人の外見からも影響受けてるから
だと思うんだけど(苦笑)。
シャガールは冷静な好青年、スーチンはシャイで神経質・・・
絶対に役者の印象が入ってるよね(^^ゞ

個性で見るぶんには楽しめるのに、団体で芸術家として見ると
芸術家っぽくないのは何故だろう?
芸術家っぽいという定義はどこで決まるのか判りませんが・・・
あまり苦悩や苦労がないような気がして、みんな良家のお坊ちゃん
なのかなという感じが、この場面ではしたかな。
ローランサンも、なんだかよく分からない感じの印象・・・
世間知らずのお嬢さんという感じが前面に出ていて、
それをアポリネールが包み込むという感じのカップルだなぁと。

謎の伯爵夫人は適度にシニカルで貴族らしい雰囲気が鼻について、
ブリュアンとのやりとりは堂々としていて良いなぁと。
炎の詩人を軽くあしらうあたりは楽しんでいるようにも見えました。
でも彼女の正体は歌手志望の女の子・・・その設定を思い出すと
歌手よりも役者志望のほうがしっくりくるような気がしますが?
あまりにも堂々としすぎなような感じもしますし。
後から歌手志望と聞かされても、演技派なのに歌手志望なの?って
ちょっと疑問に思ってしまいますが。
すでに何度も化けていれば慣れで貫禄も出てくるものでしょうけどね。

この場面の見所の一つ『自由の国フランス』。
最初の方はお決まりの群舞合唱だと観ていましたが、
途中からは【ここまでしなくてもイイんじゃないか】と思い始め、
最終的には【長いぞっ】とまで思ってしまったu-tsu・・・
踊るわたるくんはカッコイイのに、ずっとずっと観ていたいのに、
長いと感じる自分もいて(苦笑)・・・
なんか、ムリヤリこういう群舞に繋げなくてもという感想ですね。

でもこの群舞での檀ちゃん、伯爵夫人からアデルの表情になるの
知ってます?自分が貴族を演じているのを忘れて、ついついアデル
と同じ一般市民の気持ちに共感してしまうんですよ。

って感じたのはu-tsuだけかもしれないけど・・・
で、思いついたようにテーブルの上に立ち上がって
『ラ・マルセイエーズ』を歌い出すという。
その場にいる全員は彼女を伯爵夫人と思い込んでいるから
驚きもするし歓声もあげる。
またしても伯爵夫人への人望はあつくなる。
ここで気前良く客に料理でもワインの一杯でもご馳走して
去って行ったら、また面白さも違っていただろうなぁと。
ま、アデルも店に集まる貧しい客と同じで苦しい生活の身・・・
流石にそれはムリだよねぇ(苦笑)。

客が逃げ出したあと、呼ばれてソロソロと姿を現すアナトール。
出てきただけで笑いをとってしまう英真さんは素晴らしい(笑)。
押すところと引くところの兼合いが観ていて気持ちいいです。
計算してというよりは、その場その場でとっさに行動している
印象があって、それが上手く場にハマっていて、
なんかホッとしちゃいます(^^)。
ブリュアンに不安を掻きたてるような話をするだけして
勝手に帰って行くあたりは、流石の炎の詩人もただの人って感じ。
【下手な芝居をしやがって!】とアナトールの去った方へ言葉を
投げつつも、かなり不安を煽られた様子のブリュアン。
そんな彼は、すっかりアナトールの思うツボ(笑)。
ここではブリュアンの飾らない心情が表現されていますね。
フレデ親爺とのやりとりでも素のブリュアンが出ていて、
ホッコリします。親爺さんがブリュアンを包み込む包容力が
温かいですよね。親爺さんの歌も聴いてみたい(^^)。


第5場 緞帳前 

アポリネールとローランサンが登場したかと思うと、
気だるいメロディに乗せて歌う二人・・・
何なのだ、この場面はっ?!
この二人の関係を知っていても、何がなんだか分からない場面。
歌っただけで引っ込んでしまうなんて・・・
ここはアポリネールとローランサンの数少ない見せ場じゃないの?
何の為の二人の場面なのかさっぱり分かりません(ーーゞ
歌詞を見たら二人の繊細な関係が分かる気もしますが、
舞台を観ている時は歌詞なんか見れませんからねぇ・・・
何を伝えたいのか、表現したいのかという芯が感じられないし。
なんか勿体無い場面だなぁ。
でもあの場面の二人はかなり好きですけど。
緞帳はモディリアーニの有名な絵などが描かれていて、
雰囲気が良かったですね。
作者の意図は読めませんが、場面としては気に入ってます(笑)。
でもローランサンの髪型はいただけないなぁ・・・


第6場 ラ・リュシュ

モディリアーニ、ユトリロ、シャガール、スーチン。
4人がモデルを描きながら、それぞれを語る場面。
歌詞はよく人物を表わしているなぁと感じました。
アトリエを去って行く画家仲間ヤンにわざと冷たい言葉を
かけるモディリアーニが、貧しい客に呼びかけるブリュアンと
似ているなぁと。生きる世界は違えど感覚は似ているのかも?
ヤンへのみんなの言葉は上辺だけではなく心からのものだと
分かっていながらキツイ言葉で送り出す。
いたわる優しさではなく、突き放す優しさが危うい彼らしい
というか、彼なりの気持ちが出ているなぁと。
ツライ決断をしたヤンに更に追い討ちをかけるといのは、
モディリアーニ自身も辛く傷ついているでしょうし。
仲間の痛みを自身も感じることができる彼に好感持てます。
実際のモディリアーニはどうだったのかは不明ですが・・・

アポリネールがローランサンと共に画商のポール・ギョームを
連れて現れる。画家仲間が1人、夢を置いて故郷に去り悲しむ
名もない画家たちに、ギョームが厳しくも現実を突きつける。
頭では厳しさを理解してはいても、気持ちはなかなか追い付かない。
夢だけをもって生きている彼らにとっては、夢を見ることさえも
ある意味命がけのことなんですよね。

と、いきなり警官が突入してきたと思ったら、盗難容疑で
連行されてしまうアポリネール。
それを見て泣き叫ぶローランサン・・・
恋人が連行されてしまうことは確かにショックです。
気も動転してしまうでしょう。
でもローランサンの取乱しようは尋常ではない・・・
という設定のはずですが、取り乱し方にイマイチ説得力がない。
不安感があまり感じられず、ただダダをこねているだけの印象。
アポリネールが残す【すぐに帰ってくるよ】という言葉が
耳に入らないくらい、もっと取乱しても良いような感じがします。
でも、あまり取乱すのも観客としては疑問に思えるのですが、
どうして彼女が異常なまでに泣き叫ぶのか?
っていうのが、内容を知らずに観劇した人には分かり難いかも。
孤独が恐い、忘れられるのが恐いというローランサン・・・
有名な女流画家がこんな恐怖を抱いていたなんて、
よっぽど芸術通にしか判らないと思うのですけど?
いや、実際にはどうだったのか・・・(苦笑)
ま、ずいぶんと彼女も浮名を流したようなので、
孤独が嫌いっていうのはウソじゃないのかもね。
後で理由が明かされはしますが、観客からしたらできるだけ
疑問を抱かずに話を楽しみたいと思うんですけどねぇ。
この作品でのローランサンは孤独に恐怖する部分が強調されて
いますが、実際は結構可愛い部分もあったそうですよ。
アポリネールとの逢瀬の帰り、縄跳びをしながらアパートの
階段を駆け下り、愛の言葉を告げる代わりに20飛びで応えた・・・
なんてエピソードもあるとか(苦笑)。
縄跳びですよ、縄跳びっ。想像できます?
失恋の後遺症だったか、依頼されていたシャネルの肖像画も
あまりに似ていなかったために返却されたなんてエピソードも。
そんなこともあるんだぁ〜と、妙に親近感わくというか(苦笑)。

脱線してますが、ローランサンの演出はもう少し分かり易く
してくれたらイイのになぁと感じます。
役者は頑張っていると思うんですけどね・・・ もっと頑張れ〜
お話の芯にも相応しいカップルなのに、気の毒だ。

ここのセットはお気に入り(^^)。
各画家たちの絵で区切られていて、個性がよく出ているセットです。
同じモデルを描いていても、みんな全く違う絵なんですよねぇ。
同じものを見ても感じ方が違うし表現のし方も違う。
ユトリロは神経質というか、細かい描写が持ち味。
モディリアーニとスーチンが同じような配色の絵になって
いるのですが、これはわざとなんだろうか?
モディリアーニってあんなに力強い人物画だったかなぁ?
スーチンはあんな感じだったけど・・・
有名な作品の一部しか知らないから何とも云えませんが(ーーゞ
残念ながらシャガールの描くキキは見れませんでした〜。
どんなキキを描いていたのか見たかったっ。

そのモデル、キキは頑張っていましたねぇ。
警官が突入してきた時もドキドキしながらポーズを続け、
誰もいなくなった後でもモデルの意地を見せてやる〜って
頑張る姿が可愛くていじらしい(笑)。


第7場 フルーレ伯爵邸 A
第8場 フルーレ伯爵邸 B


伯爵家の使用人の歌はどっかで聴いたような気もしますが、
アナトールを筆頭になんだか可愛い人達だなぁと。
ブリュアンが登場し父の容態を尋ねると口篭もるアナトール。
やっぱりウソだったのかと勘付くブリュアンはイラつく・・・
そこへアデルが駆けこんできてぶつかりそうになり、
お互いに顔を見合わせハッとする。
炎の詩人?謎の伯爵夫人?・・・お互いに訝しがりつつも、
そんなのは気のせいだろうと一蹴してしまう。

あまりの出来すぎた演出に【気付けよっ】とツッコミを入れ
たくなりますが(苦笑)、酒場ではお互いに変装していた
ので、せいぜい他人の空似ってくらいが妥当なのでしょう。
ブリュアンの場合は御曹司である姿のほうが変装になりますが。

オーデション会場は何処かと尋ねるアデルを慌てて
連れ出す使用人たち・・・何を企んでいる、アナトール?
すごまれて、どんどん小さくなるアナトール。
ブリュアンは猛獣の一歩手前くらいまで迫力が(笑)。
そして父である伯爵登場・・・

父が元気な姿を見て怒りが爆発寸前のブリュアン。
屋敷にいる理由がないと踵を返す彼に、アナトールは泣き落とし
で詫びながら留まるよう訴え、ブリュアンはしぶしぶ承知する。
用意された椅子に腰掛けた途端、使用人たちは彼を動けないよう
身体と腕を椅子に縛り付けた・・・

ブリュアンの驚きと慌てようといったら、もう大笑い(^^)。
それまで謙虚に訴えていたアナトールは掌を返したように、
ご命令ですからとそ知らぬ顔で告げ、それを見たブリュアンの
怒りは一層大きくなり、でも何もできずに表情だけで威嚇する
という感じ(笑)。じたばた振りがなんとも云えず面白い。

金の為の結婚はバツが悪かろうと、新作オペラのオーデション
とふれまわり集まった花嫁候補たち・・・
真実を知らぬまま、純粋に夢を抱いて並ぶアデル。
ともかく始まるオーデション。
トップバッターの候補者が歌い始めると・・・

苦しそうにもがくブリュアンに思わず爆笑 ヘ(^▽^)へ
控えている使用人たちも倒れ込みそうなほど苦しんでいるし、
アナトールは半分昇天しちゃったような感じ。
候補者達はブリュアンを射止めようと必死。
ブリュアンたちは気を失うまいと必死。
とにかく可笑しい出来事に笑いすぎて涙でちゃって・・・
両者の必死さが、なんとも云えない絶妙なバランスですねぇ。

でもその可笑しさも、偽オーデションと知ったアデルの言葉で
終りを告げてしまいました。
可笑しさで苦しんでいたu-tsuはホッとしたような残念のような・・・
でもここの檀ちゃんはタイミングが難しいですよね。
客席中が笑っているのにそれを止めるんですから。

【許せない!】思わず叫んでしまったアデルに目がテンになる
ブリュアン。自分の恥を告白しながらも、夢を弄ぶブリュアンを
許せないと言い放ち駆け去るアデル・・・
どうせならダメもとで歌うだけ歌ってみれば良かったのに(苦笑)。
伯爵たちの予想を裏切って、オルガと同等に歌えたら玉の輿
だったかもしれないのにねぇ。
でもお金がないから資産家の娘と結婚させようとしたんだよね。
どっちにしろ勝ち目はないってことなのね・・・

テンポよく進むこの場面は置いていかれないようにと客席の
u-tsuは結構忙しかったですぅ(苦笑)。
わたるくんの表情は可笑しいし、アナトールはじめ使用人たちの
動きもなんかヘンだしねぇ、あっちもこっちも観たいし(^^ゞ
なんか、ル・ミルリトンの場面から暗いイメージが多かったので、
ここへきて急にテンション上がっちゃった感じ。
観る側のペース配分が上手く掴めないというのもありますねぇ。
え?そんなものはない(^▽^)?

ともかく、久々に笑えるわたるくんを観たなぁと思える場面です。
でもね、初見だからものすごい笑えたけど、2回目以降はどうだか?
役者もツライかもしれないけど、観るほうもキツイと
思うんだけど・・・役者もリピーターも新鮮な気持ちで
挑まないとツライよねぇ(苦笑)。
お互いの協力が大事かも?

観劇中は涙流していたu-tsuだけど、冷静になって思い出して
いる現在、楽しくて可笑しい場面だったけど・・・
うっとおしい気もしないでもない。
だって、あまりにもお決まりの笑いなんだもん。
可笑しいし楽しいのは認めます。が、わざわざコメディにする
必要はないとも感じるんですよねぇ。
じゃぁ、どういう風に話を展開するのか?
そんなの判りませんよ(苦笑)。

大劇場公演が始まったばかりの頃は・・・
ブリュアンは伯爵家の養子で、伯爵が探していた後継ぎの
一人娘がアデルで・・・「愛の歌を美しく歌える女性が花嫁となる」
という家訓を軸にしての展開を期待していたもんですよ(ーー;
脚本を読んで、すっかり裏切られたなとガックリでしたっけねぇ。

またしても脱線してますが・・・
1度しか観れないお客さんもいると思いますが、
リピーターの方がはるかに多いのですから、その辺はもう少し
考えてほしいという気がしますねぇ。
キレイな笑いはワザとらしくなりがちですが、
キーキー声でとる笑いはもっとワザとらしくなりがち。
花嫁候補役の娘役さんには度を越しすぎず、かといって抑えすぎず、
観る側の立場も考えて演じてほしいなぁと。
宝塚の舞台であることを忘れないで楽しんで演じてほしいですね。

↑すごいエラそうか?




えぇ〜途中なのですが、またしても長くなりまして・・・
ここで休憩を入れたいと思います(ーーゞ

第9場以降へ後日続く・・・





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