オペラ『アイーダ』について、何にも知らないu-tsu。
で、ストーリー・・・
アイーダの正体を知らないアムネリアスは、
再び国境を超えエジプトに攻めてきたアイーダの父、
エチオピア軍を見事に破り、王宮では宴の準備が進んでいます。
遠征軍が勝利の凱旋をしてきました。
婚礼の前日、アムネリアスは神殿で祈りを捧げます。
ラダメスはアイーダのもとへ来ると、国王にアイーダとの結婚を
アムネリアスは裁判を前にして、アイーダを忘れて自分を愛する
地下牢へ閉じ込められたラダメスは厳しい尋問を受けます。
地下牢で死を待ちながらも、アイーダの幸福のみを祈るラダメス。
ちょっとだけ、ネットを利用して調べてみました。
ヴェルディによって作曲されたオペラ『アイーダ』は、
1871年12月に
スエズ運河の開通記念に
上演されたのが初演です。
原案はフランスのオーギュスト・マリエットという、
古代エジプトの考古学者だそうです。
考古学者って、こんなお話しも創造できちゃうんですねぇ。
しかも、このマリエット氏は博物館まで創立しちゃうんですよ。
すごい人ですよねぇ。
古代エジプトの首都が舞台になっています。
エジプトと敵対するエチオピアは、ラダメス将軍率いるエジプト軍
によってまさに崩壊状態であった。
しかし捕らわれた王女アイーダにラダメスは心惹かれ、
彼女を助けるために許婚のアムネリアスの侍女としました。
妹のように彼女を可愛がっていました。
最初は敵国の将軍であるラダメスの求愛に反発していた
アイーダですが、すべてを賭けて愛を貫くラダメスに
心惹かれるようになります。
でも、ラダメスがアイーダに想いを寄せていることを知った
アムネリアスは嫉妬します。
王女として育った人間が、そう簡単に他人に仕える
ことなんてできるのかなぁ?
身分を隠さないと生き残れないのは確かだけど・・・
「死ぬ気でやればなんとかなる」って感じなのかな(苦笑)。
エチオピア国王が率いる軍を征討するため、
国王はラダメスを指揮官に任命しました。
アイーダは父の無事を心配しながらも、愛するラダメスの
無事を神に祈ります。
祖国の敗北を知り、父王の安否を心配するアイーダ。
そんな彼女に、アムネリアスはラダメスが戦死したと
ウソをつきます。
その知らせに驚き悲しむアイーダを見て、
アムネリアスは彼女を責めます。
<自分もラダメスを愛している。身分違いの恋をして
国王の娘と争うつもりか>と。
この凱旋の音楽は、オペラを知らない人でも
どこかで一度は聴いている有名な曲です。
アイーダは捕虜の中に父王アモナスロを見つけます。
ラダメスは勝利の褒美に、捕虜の釈放を願い出ました。
エジプト国王は生死が定かでないアモナスロを除く
捕虜を解放するが、王女アムネリアスと結婚して
国を治めるようラダメスに命じました。
アモナスロは身分を隠したまま捕虜となります。
捕虜がいつ解放されるのかは不明・・・
しばらくは捕虜のままなのでしょう、エチオピアの皆さんは。
アイーダがラダメスを待ちながら故郷を思い出していると、
牢を脱走してきたアモナスロが突然現れました。
アモナスロはアイーダに、ラダメスからエジプト軍の秘密を
聞き出すよう命じます。
一度は拒んだアイーダですが、父に従う決心をしました。
許してもらえるよう説得するといいいますが、アイーダは一緒に
逃げようとラダメスにいいます。
国王の座を捨て駆落ちを決意したラダメスは、軍隊の通る道筋を
口にしてしまい、そこへ隠れて聞いていたアモナスロが現れ、
アイーダと共に逃げようと持ちかけます。
その時、神殿から戻るアムネリアスと鉢合わせしてしまった
ラダメスは、アイーダとその父を逃がし、自ら裏切りを認め
捕らわれてしまいました。
ここは神殿の外での出来事のようです。
アモナスロは木の影か何かに隠れているみたいです。
ならば死刑にならぬよう助けるというが、ラダメスはそれを拒否し、
アイーダのために死ぬことを選びます。
苦しみの叫びを聞いたアムネリアスは、嫉妬してラダメスを
助けなかったことを後悔し神に祈りましたが届かず、
ラダメスは生埋めの刑を宣告されました。
生埋めというか、地下牢そのものが墓場になっているようなので、
終身刑みたいなものなのでしょうか?
もしかして、食事もなしなのか?
そこへ、地下牢に忍び込んでいたアイーダが現れました。
二人は抱き合い、天上での幸福を願いつつ死んでいきました。
神殿では、アムネリアスや巫女たちが二人の平安を祈りました。
めでたし、めでたし?
どうして、どうやって死んじゃったの?