中国ツアー公演
2002.9.13〜10.2 実施

蝶・恋 −燃え尽きるとも−
サザンクロス・レビュー・イン・チャイナ

TV観劇

  やっと、観れたんですが・・・
  これが、わたるくんと檀ちゃんのお披露目になるのかぁ・・・
  っていう程度の感想しかないんですぅ(^^ゞ。

  構成も演出も不充分という印象が強かったですねぇ。
  1時間ちょっとと短かったですが、カットはされていませんよね?
  カットなしだとしたら、この構成はちょっとどうでしょうねぇ。
  あらすじを読んでから観ても解りづらい部分があって、
  急展開について行くのがキツイなぁと感じました。
  どちらかといえば、トントンと話しが進む方が好きなんですが、
  これはちょっと速すぎだと思う(苦笑)。
  どっかで聞いたような台詞もチョコチョコとありましたしねぇ・・・
  他に台詞の書き方はないのっ?て気もしましたよ。

  タータンの日本物はやっぱりキレイで安定してますね。
  檀ちゃんは意外にというか、男装がキリっとしていて
  美丈夫な感じがしました。

  所々、わたるくんはこんな感じになるのかなぁとか、想像して
  たんですけど、わたるくんの日本物って象さんしか観たことが
  ないので、イマイチ想像力にかけちゃって想像しきれない(^^;。
  でも、どんな役でも衣装でも、わたるくんだから大丈夫っていう
  ヘンな自信があるんで、心配はないと思ってる(笑)。

  気になるのは、ツアーでどう場面が追加されるか・・・ですねぇ。
  通常通り1時間半の上演になるはずですから。
  お願いだから「起承転結」が明確な内容にしてっ。て感じですぅ。
  初めが肝心ですもんね。ちゃんと筋の通ったお話しにして欲しい・・・

  ショーのほうは、久々の黒塗りですねぇ。
  個人的にはあんまり好きじゃないんだけど(^^;。
  わたるくんは「激情」の時、少しクロかったですよね、確か。
  クロいっていうよりは濃いという方が近いかな?
  ワイルドなわたるくんは更にワイルドさに磨きがかかりそう。

  意外にプロローグが短くて、ちょっと拍子抜けっていうか・・・
  タータンがピンクのお衣装を着ていたんですけど、
  もしかして、わたるくんもなんでしょうか・・・?
  あんまりピンクなイメージがないので、ちょっと拒否反応でそう(苦笑)。

  中詰の檀ちゃんが客席から登場した場面では
  すごいどよめきがありましたねぇ。
  ざわざわ〜って反応が広がっていくのが、なんだか面白かったです。

  気に入った場面はヴェノスアイレスかなぁ。
  燕尾服を着た男役だけで踊るっていう場面が大好きなんです(^^)。
  音楽がタンゴなので、オーソドックスな宝塚的なものとは
  また違って、男の色気を感じさせる場面でした。
  タータンの踊りはキレイで、一つ一つのポーズがしなやかで且、
  キレがあり、観ていて気持ちがいいんですよね。
  抑えた情熱がある感じ、とでもいいますか・・・

  わたるくんなら情熱的で、ワイルドさが前面に出る感じで
  踊られるのではないかなぁと、想像します。
  決めるとこは決めて、もうバリバリに踊るって感じ(^^;。
  ツアーでは絶対に外したくない場面ですね。

  逆にこの場面はなくてもイイかな、っていうのはパタゴニア・・・
  ショーっていうとよく登場する、ウェストサイド的な場面です。
  2つの対立するグループがあって、どっちかが刺されちゃうっていう。
  なんか、先がバレバレで、観ていて(またか・・・)と思ってしまいます。
  かつての恋人と再会したが、女性は他の男に囲われていて・・・な
  内容のほうがまだマシかなぁ。これもよくある場面だけど・・・

  ショー作品て、色んな内容が盛り込まれていて作家先生は大変だと
  思うけど、それを理由に同じような内容ばかり上演されてはねぇ・・・
  この間の<With a Song〜>なんて、宝塚のショーを観た〜って感じが
  久々にしましたもん。
  枠に捕らわれず、もっともっと頑張っていただきたいものです(^^)。

  取敢えず、わたるくんの星ツアー公演の予習みたいな感じで
  観てみましたが、演出・構成の変更はやっぱりして欲しいです。
  ってu-tsuが言わなくても、やってくれると思うけど・・・

  それにしても、ちょっと消化不良だったわ、両作品とも・・・




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