˜ 禁断?の恋・・・


禁断の恋・・・なぁ〜んていうとヘンな想像をしてしまいそうですが、
ここではu-tsuがどのようにしてわたるくんファンになっていったのかを
お話していきます。

Episode 1・・・おっきいなぁ

1991年8月、東京宝塚劇場へ星組公演を観に行きました。
作品は『恋人たちの肖像/ナルシス・ノアール』。
『恋人〜』は、19世紀末の中欧の某大公国を舞台に、欧州中を駆けめぐる
貿易商と称する野心的な男と大公妃の哀しい恋を軸に、
滅びに向かって進む悲劇的な王族の姿を描いたお話しです。
『ナルシス〜』は、ナルシスの様々な願望や美への憧れ、自己陶酔などを
耽美的に表現したショーです。
両作品とも、u-tsuのお気に入りです(^^)。

で、わたるくんなんですが、 お芝居で”ポール・タクシス少尉”という役名で
紫苑ゆうさん扮するクリストフ2世の部下(っていうよりは忠臣かな)と
して出演されていました。

このタクシス少尉、常にクリストフ2世の後方に付従っているので
目が行くし、出番も結構あるんです。
特に忘れられないのは湖畔の場面のわたるくん。
国王に即位した後に少しずつ正気を失い退位を迫られたクリストフが、
「王者らしい最期を遂げる」と言い入水するのですが、
その場面の出演者は4名。
自然と「おっきい」わたるくんに目がいきました・・・・
もともと当時の星組には長身の方が多かったので、大人数の場面では
あまり大きさを意識することはなかったのですが、
4人しかいない場面だとやっぱり大きい人に目がいきましてねぇ・・・

ずいぶんおっきいなぁ。誰なの?

ってパンフで確認したら”湖月わたる”と書いてありまして。
この時が初めて、名前とお顔が一致した瞬間でありました。
もちろん、他の場面でもわたるくんは観ていたんですけど、失礼ながら
カッコイイとか思うことはなく(苦笑)、ただ観ているだけでした(汗)。
後にテレビ放送を見て、より認識度があがりましたが・・・
それでも特別にファンになるってことはなく、
唯々、年月が流れてゆくばかりでございました・・・

因みに、ショーでのわたるくんですが・・・
アイニクと記憶にございませんっ。
どっぷりと作品に浸っておりましたです・・・

わたるくんの「わ」の字もなかった……


Episode 2・・・釣り名人で復帰

u-tsuはしばらくの間、宝塚から遠ざかっていた時期がありました。
星組は「恋人たちの肖像/ナルシス・ノアール」以降、
他の組は93年6月の大劇場公演以降、観る機会がなかったんです。
BSやWOWOWで時々、みかけるくらいで・・・
宙組が増えて5組になったことも、劇場を新築する為に仮劇場に
なっていたことも99年の半ばまで知らなかった(^^ゞ。

2000年3月の終り、u-tsuは1000daysにいました。
BSで見た宙組を実際に劇場で観たいと思い、
なんとか自力でチケットを入手。
7年振りの宝塚生観劇となりました。
でもまさか、ずんこさんを観るのが目的で行ったのに、
他の人に目的を奪われるとは思いもせず・・・

幸運にも前方の席で観ることができ、
念願だったずんこさんの歌も生で聴けて
感動に浸っていたころ、突然、セットの壁をブチ破き
場にそぐわない爽やかさで登場した青年剣士ゼリム・・・
わんぱくそうで、野生児っぽい雰囲気がとても印象的で、
何故かクギづけ状態で目が離せませんでした。
この時は、星組でみつけた おっきい湖月わたるくん
のことは、すっかり忘却の彼方・・・(^^ゞ
もしかして・・・とか、そんなことすら思いもしなかった。

容姿のカッコよさももちろんですが、マルシナー姫への想い、
アズイーズ王子や国への忠誠心という一途な気持ちが、
そのまま、演じているわたるくんと重なってみえて、
とっても気になる存在になりつつありました。
どうしてそう感じたのか分かりませんが・・・
きっとわたるくんのお人柄が役に滲み出ていたのでしょう。

ゼリムが変わったトコロからひょっこり現れると、
当初の目的を忘れ、どうしても目で追ってしまうu-tsu・・・
結局、ゼリム中心に観てしまった(沈)。

休憩中にパンフをめくっていると 湖月わたるの文字が・・・
あ?あの時の・・・と、なんとなく思い出してきたu-tsu。
いつのまに大きくなって〜、とビックリしちゃいました。
そりゃ、9年も観なけりゃねぇ・・・一昔分と同じくらいだし。
初々しい少年のようなわたるくんだって、
爽やか青年に成長するには十分すぎる時間ですもんねぇ。
でもね、この時の目的は「ずんこさんを観るっ」こと・・・
ショーはずんこさん中心に!と、改めて決意した・・・はずなのに。

幕開きで、たくさんのスターさんが銀橋にずら〜っと並んでいる
光景に圧倒されながら中央を観ると、視界に青のわたるくんが・・・
わっ、スゴイ髪型〜、 でもカッコイイじゃん(^^;
ってことで、やっぱり目はわたるくんを追ってしまう・・・
仕方ないので、なんとかご両人を観ることにし、観劇続行。
久々にエライ神経使って、疲れ果てましたが・・・・

一番、目を惹いたのは「グレン・ミラー」ですね、やっぱり(^^)。
あのGI服姿がとってもカッコよくて、ガッツーンとK.Oされました。
そしてロックン・レビューでは、弾けて歌い踊っている姿に夢中♪
ディステニーでの野性的なわたるくんに、もうクギづけで・・・
なんか、客席に飛ばす 「1本釣り目線」の誘惑に負けてしまった
とでもいいましょうか・・・実際に目は合ってないんですが、
時々、誘うような眼差し を客席に飛ばされて、
まんまとそれに釣られてしまったんですぅ。
しかも、お顔がハッキリと見える距離に座っていたために、
余計に誘惑されてしまって・・・すっかりドツボ。
ゼリムでは腕白な印象だったのに、ショーではガラッと変わって
好青年って感じに変身していて、すっかり虜でした・・・

この公演は4回ほど観劇したんですが、1度も目的は果たされず・・・
4回ともわたるくん中心の観劇となってしまいました(^^ゞ。
とは云うものの、ずんこさんが主演なので、
色んなずんこさんを観ることはできたし、
同じ場面に出ていてもそれぞれを堪能できたので
やっぱり、目的は果たされたっていってもイイのかな・・・

1度観てみたかった宙組とずんこさんだったのに、
主役が入れ替わってしまった久々の観劇・・・(苦笑)。
おかげで、本格的に現役ファンに復帰してしまった。

わたるくんって、 釣り名人だったのね・・・



1度だけ、出待ちもしたんですが、
ホンキで男性と間違ってしまいました(^^;。
遠目だったのと、あまりにも男っぷりがよかったもので・・・




 Episode 3・・・すっかりドツボに。。。

「砂漠の黒薔薇/GLORIOUS!!」で、すっかりわたるくんに
ホネ抜きにされてしまったu-tsu・・・
同公演のビデオを購入し、寝ても覚めてもわたるくん。
三度のご飯よりわたるくん。一日中がわたるくん(*^^*)。
My楽以降、このような日々を過ごしておりました。

それから数日後、宙のツアー公演にわたるくんが参加し、
その公演が川口に来ることを知って驚喜乱舞でチケットを購入。
席は1階の後方2列目くらいでしたが、結構な人気でチケットが
完売状態だったので文句なんて言ってられませんでした・・・。

そして、チケットを確保してから数日後、ツアー初日の迫った6月1日。
思いがけない発表がありました。わたるくん、 新専科へ移動・・・
どーいうこと?!という疑問だけがアタマを駆け巡り、
何がなんだか理解できない状態でした。

劇団からの説明を読んだときは、<体のいいリストラじゃんっ>
という思いがして、突然の発表に憤慨。
組に属さなくてもちゃんと舞台に立たせてもらえるのか・・・
っていうのが一番の不安でした。
組子でいるうちは必ず次も舞台に立てるけど、専科になったら
いつ舞台に立てるか分からないから・・・今までの専科さんを
観ていても、立続けに出演するなんていうことはほとんど
なかったですから。だから余計に不安が大きくて・・・
また、なんでこの時期に・・・?っていう疑問もありましたし。

でも冷静になって考えてみたら、このまま定位置にいて同じような
役柄を演じているより、色んな組へ出演して役者の幅を広げる
ことができるのなら、それもいいかもしれない・・・っていう
気持ちになって、専科入りはわたるくんにとってプラスになると
思えるようになりました。
どうせなら、色んなわたるくんを観たいですしね(^^)。

ちょっと、話しが脱線しましたが・・・
専科移動後の初出演作品は宙ツアーの「うたかたの恋/GLORIOUS!!」。
「うたかた〜」でわたるくんは ジャン・サルヴァドル大公
長身に軍服がよくお似合いでした(^^)♪
「恋人たち〜」以来の軍服姿・・・もう、着こなしというか
風格が全然違うんですよっ。軍服を『着てる 』の。
ホントに自分の普段の洋服のように、違和感がないんですよね。
上級生だから着れて当然って云えばそうなんですが、今の時代、
軍服なんて着ないんですよね。迷彩柄の軍人服とはワケが違うっ。
わたるくんならソレも似合うだろうけど(^^)・・・

サルヴァドル大公といえば ハプスブルク家でも異端児として
有名ですが、これがまた、わたるくんに結構お似合いな役柄と
いいますか・・・ゼリムしか知らないu-tsuにとっては元気で
腕白な印象が強かったので、ジャンの大人な部分がとても
新鮮に感じられて好印象でした(^^)。

ジャンははみ出し者ですが、ちゃんと自分の信念をもっているし、
とても爽やかな青年ですよね。その爽やかさがわたるくんと
重なって、更にGood!

一番印象に残っているジャンは、お芝居終盤の元の舞踏会場面で、
嫉妬以上の憎しみを持ったステファニーがマリーに近づくのを、
ダンスの相手をすることで制止しようとするジャン。
ステファニー自身、やり場のない嫉妬や憎しみをどうしていいか
分からず、吸い込まれるようにマリーに近づいて行くのを、
その痛みを察しているかのようにステファニーの手を取り、
マリーから遠ざけようとする・・・・
このシーンはとってもステファニーが可愛そうで、ジャンの
優しさがよくでている場面だと思います。
力強くエスコートするなかにも優しさが溢れていて、
男としての心の大きさが感じられました。
時々見詰め合う2人の間には、不思議と信頼関係のような
ものが感じられて、台本には書かれていないけど、
どこかで2人だけのやりとりがあって、この場面に通じて
いるのだろう・・・という気がしました。
一つ心残りだなぁと思うのは、ステファニーにもう少し
威厳さというか気高さがあったら、尚良かったと思います・・・

他に、宮廷内の庭で、踊り子?たちと踊る場面がとっても
カッコ良くて好きでした(^^)。
最初に舞台のちょっと端のほうに立っているのですが、
その立ち姿がまたとっても素敵なんですよ〜♪
ただ立っているだけなのに存在感があり、さり気なさが
なんとも云えずっ。
踊りだしたらもう言葉はありませんっ。
ただカッコイイ!と 思うだけ(^^)。
それ以上の感想はいらないのよっ、って感じです。

あとは公園でのルドルフとの場面で着ていた軍服姿とか、
最後の場面のジャンとミリーがルドルフの手紙を読むシーン。
あの場面のジャンとミリーが好きでした。
この2人がいたから、ルドルフは全てを失ってもマリーと
生きる決意をしたというくらい、ルドルフにとって人生を
左右する存在ですよね。結末はどうであれ、ルドルフと
マリーを幸せに導いたという面で、この2人が好きでした。
って、ヘンな理由かな(笑)?
その後の2人には、身分も関係なく、ホントに幸せになってほしい
と、思いました。

それにしてもミリーが羨ましかった・・・一緒に登場するときは
常に仲睦まじくくっついてるんだもん(^^)。
自分もミリーになりたくなっちゃいますよねぇ。
っていうか、わたるくんの相手役さんはみんな羨ましいんだけどサっ。

ところで、93年に星組で公演された時には、わたるくん新公で
ブラッドフィッシュ役だったんですねぇ。
う〜ん、わたるくんには似合いすぎじゃないのか・・・と
思うのはu-tsuだけだろーか?観たかったぞっ。

そしてショーに突入。
プロローグでは、大劇・東京で和央さんの配役だったところに
わたるくん。紫のお衣装もよく似合っていました(^^)。
なんか、ついつい青い衣装を観てしまったりもしましたが(笑)・・・

コットン・クラブでも デューク・エリントンで登場。
タキシードという、大人っぽい衣装のわたるくんを観るのは
ほぼ初めてで、新鮮で嬉しかったです♪
でも構成の都合上、あんまり長く出ていなかったけど・・・

そして グレン・ミラー。再び、あのスラっとしたGI服姿が観れて
すっごく幸せでした〜(^^)。何度観てもステキなの!
グレン・ミラーの半生を描いた映画も観たんですけど、
わたるくんが演じていて思い入れがあるからなのか、
ちょっとウルウルしちゃいました、特に最後の方は・・・

ロックン・レビューでは ディスティニーでカッコ良く登場!
和央さんとは違い、ちょっと ワイルドなディスティニーでした(^^;。
それがまた、わたるくんの個性として更にステキなの。

ミッドナイト・アメリカでは ジャネッツから180度変ってネオ!
めちゃめちゃカッコ良かった(*^^*)!
どこか、どう?と聞かれると、全部よっ。としか答えられないけど・・・
カッコイイものは誰がなんと云ってもカッコイイのよっ。そんなもんよ。
できればお衣装はもっとワイルドな感じなものだと嬉しかったのですが(^^ゞ。

ツアー用に増えたミレニアムではリッキー・マーチンの曲に乗って
歌い踊る姿が、わたるくんにお似合いでした。
ラテン系って観ているこっちもワクワクしちゃて浮かれちゃう(笑)。
わたるくんはラテン系も似合い ますよね。
でもラテン系の袖の大きいお衣装は、あんまり好きじゃないu-tsu・・・

なんだか観劇レポになってしまいましたが(苦笑)、
このツアーで更にドツボになってしまったのは書くまでもありません・・・
すっかり、頭のてっぺんまで、 わたるくんのモノになっちゃいました(^^;。

余談ですが・・・
「うたかた〜」のジャンを観ていたら、わたるくんは恋愛モノよりも
男同士の友情モノのほうが似合うなぁ、と思いましたが・・・どう?
もちろん、恋愛モノもいいと思いますが・・・その際はベタベタな
恋愛ではなく、シンプルな恋愛モノか情熱的な恋愛モノがいいなぁ。

Episode4・・・破壊された。。。

ツアー公演観劇から一息して、u-tsuはビデオを購入しました。
わたるくんファンの方とメール交換をし始めた頃、
これはお勧めです!と教えられた公演ビデオ・・・
それは「TEMPEST」でした。
とにかくめちゃカッコイイのよ〜(^0^;ってことで
早速キャトルで購入し観始めました・・・・・・

ぶっ壊れたっ

っていう言葉通り、ホントにu-tsuの脳が壊れました(笑)。
なんですか、あのカッコ良さわっっっ?!
月並みですが、カッコイイっていう言葉以外浮かんでこない。
ファンのツボを抑えているというか、
これを観て、落ちない女性はいないぞっ!てくらい
わたるくんの魅力満載な作品で、
先生エライぞっ!でかしたっ!って感じです(^^)。
1度観ただけですっかり嵌ってしまいました。
脳細胞を破壊され、u-tsuの全てがわたるくんに
支配されたのはこの時でした(ほっほっほっ♪)。
その後は1日1回「TEMPEST」を服用しないと、
禁断症状でイライラしてしまうという日々で・・・

どんな場面が好きなのかとかは、話し出すと際限がないので
あえて書きませんが、しいて挙げれば
紫色のスーツに帽子を被り歌い踊る場面は
セクシ〜で大好き(^^;。声と口元がなんとも云えないツボ♪

あとはGI服(っていうのかな?)を着ているわたるくん♪
そのまま軍にいても違和感なそうなくらいお似合いでカッコイイ!

その他まだまだありますが、とにかく他人から見たら
薄気味悪いくらいヘラヘラしている日々でした(苦笑)。
ビデオなんだからいつでも見れるじゃない、って気はしますが、
当時はちょっとの時間も惜しんで見ていたんですよねぇ。
基本的には始まりから終わりまで一気に見ないと気が済まない
人間なんですが、この時は一気に見れなくてもいい、
ちょっとでもいいから見たいっていう気持ちが強くなっていて、
切れ切れに見ているときもあったほどでした。

こんなに嵌ってしまったことに自分でも驚きです(苦笑)。
どちらかといえばスターさん系よりも、あまり目立たないけど
頑張って舞台に立っているという方を応援するほうだったので、
ホントに晴天の霹靂ってくらいの出会いだったのです。

そんな「TEMPEST」漬けの日々からどれくらいたったのか、
専科のスケジュールが発表されました。
宙の大劇後は当然東京にも参加と信じていたのに、
なんと東京は来ない・・・なにおぉ〜っ?!
と思っていたら年末に主演公演に出演とありました。
そうです、「月夜歌聲」です。
主演は嬉しいけど大劇で演じた役も生で観たい〜っ!
なんでこんなスケジュールにしたんだ歌劇団〜っ(怒)。
と、しばらくは文句タラタラだったのですが、
主演はやっぱり嬉しいし、専科に移動して初めての違う組での
公演ってことで楽しみはあったし、まぁ我慢するか・・・
と、取敢えずは劇団に百歩譲ってやろうと(^^)。

でも特別公演って座席数も少ないし公演期間も短いから
チケットを確保するのが大変なんですよねぇ。
取れなかったらビデオ発売まで観れないじゃんっ、て
思ってたんですけど・・・スケジュール発表から暫くしたら、
「月夜〜」の内容がある映画に酷似しているということが判明し、
おかげで著作権がらみでビデオ化しないってことになって・・・
ショックでしたよ〜。内容なんてあらすじ読めばオリジナルか
そうでないかくらい分かっちゃうのにねぇ。
なんで手を打っておかないのかと、ビデオが出ないのが悔しい
のではなく、そういう方面での手抜きに呆れてしまったという・・・

脱線しましたが。
「TEMPEST」に嵌っていた日々に近所のTUTAYAで星組公演の
ビデオを見つけ、わたるくんも映ってるよねぇ〜と借りました。
「国境のない地図」と「剣と恋と虹と/ジュビレーション」。
いっぱいではないけど、チョコチョコとわたるくんが映ってました。
「国境〜」ではジョン・ミラー(だっけ?)という新聞記者で、
メモ帳と筆記具を手に舞台に出ていました。
ほとんどが遠目でしか映っていないんですけど、
あそこにいる、ここにいる!って分かるんですよねぇ。
大きいっていうのもあると思うけど、
容姿が「湖月わたる」って主張しているかのように
自然と目がいくんですよねぇ。不思議だぁ。
確か、2幕でガウンドレスみたいの着てたんですよねぇ?
すごいビックリしましたよ(苦笑)。
パンフは持ってないし、レンタルだからストーリー説明書とか
付いてないし・・・自分の目を疑っちゃいましたよ最初は。

それから後に初主演作「夜明けの天使たち」(だよね?)の
ビデオを購入し、更にわたるくんへの生贄となりました(^^;。
内容はともかく、場面のアチコチでカッコイイわたるくんが
たくさん観れて嬉しかったです♪
銃を構える姿や仕種、冷めた目つきや怒りに満ちた目つき、
ロングコートにテンガロンハットの立ち姿!

もう、どのわたるくんもステキですっ(^0^;。
でもね、主演作品というと、何故か多くを語らない男
という役柄が多いような気がするのですが、どうしてなのかな?
不幸な過去を背負いこんでるっていう設定も多いし・・・
明るさが、元気さがないんですよね、人物に。
せっかくの小ホールでの舞台なんだもん。
イメージじゃないよね?っていう感じの人物も
観てみたいと思うのに・・・
先生方はそうは考えないのかな?
無口な流れ者も記憶喪失の殺し屋も、
顔に火傷を負った京劇役者も憂いがあって
カッコ良くて現実からは離れた人物で
それはそれでイイと思うけど、
それ以外の人物像でも新しい一面を観たい。
宝塚だから主人公はカッコ良くないと
いけないのかもしれないけれど、
そうじゃない人間を演じることも必要だと感じます。
最近は今までの作品とはちょっと違う風変わりな
内容のお話や人物での作品が上演されるようには
なってきたように思いますが・・・

とは云え、好きな人が演じているだけで
その役をも好きになってしまうのはファンの性よねぇ。
内容がちょっとくらいイケてなくても良く思えますし(^^ゞ。

2003年の年末のドラマシティ公演は楽しみです。
これまでのバウなど小ホールでの役柄とは
ガラリと変った人物になりそうですもんねぇ(^^)。
でもどうせなら、ギラついていないわたるくんも
観たいと思うんだけどな・・・

・・・to be continue




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