12月19日(金)から30日(火)まで公演される『永遠の祈り』
≪ルイ17世に成りすました青年の物語り・・・≫
ということで、またしても、つぶやいてます(^^)
観に行けないのにねぇ・・・・





フランス革命から20数年、王政復古された頃・・・
ルイ17世だと名乗る男から、ルイ16世の印の入った指輪を
証拠の品として託され、その男の死後、
ルイ17世になりすました青年ジェラール。
非常な運命に翻弄されていく人間と、それを取巻く人々の
野心、野望の渦巻く世界・・・
非常な運命の中、愛する娘アンヌによって
一筋の光を見出すジェラール・・・
彼が得た運命とは?!


って、感じの内容らしいですねぇ。
そうか、わたるくん演じるジェラールはルイ17世に
なりすますという、とんでもない青年なのね(苦笑)。
そこで、以下は勝手なイメージなんだけど・・・



フランス革命が勃発した頃、この世に生を受けたジェラール。
動乱の世の中で幼い頃に両親を亡くし、伝手を頼りに
一人で生きてきた彼はフランスの片田舎に辿り着き、
そこで一人暮しの老女に拾われる・・・
最初は愛想の無いジェラールだったが、いつしか老女の
優しさや周囲の人間の温かさを感じ、今まであまり経験
したことのない幸福感に浸り、数年後、彼は立派な青年に成長。
だが老女が亡くなり自分も歳を重ねると、平凡な田舎暮らし
に飽き飽きし始め、この場所を出て何か大きな事をやり遂げたい
と思うようになった・・・

そんなある日、ジェラールは薪を採りに行った先で
一人の男と出遭う。男はかなり疲れ果てた様子で木の根に
もたれていた。一度は通りすぎたジェラールだが、何故か男が
気になり、引き返して声をかける。

ずいぶんと身なりが汚れた男は、弱々しい声で宿と食事を面倒みて
ほしいと告げた。そんな義理はないと断ろうとしたジェラールだが、
男の汚れた服が仕立ての良い生地だと気付き、何らかの礼は
期待できそうだと考え、男を家に連れ帰った。
ジェラールの出した服に着替え簡単な食事を用意された男は、
ゆっくりと品良く食べ始める。それを見て、どこか家柄の良い
人間だろうと確信するジェラール。
食事を終え、一息ついた男は礼を述べて自分の素性を告げた・・・

驚きで思わず声に出して笑ってしまったジェラールだが、
男の真剣な眼差しに黙ってしまう。
自分が拾った男が、よりによってルイ17世だとは・・・
誰が信じるだろう?素性を聞いてさえ簡単には信じ難いのに。
だが男は処刑された父親ルイ16世から託された指輪を
ジェラールへ見せた。確かに国王の身につけていた印にも
見える・・・だがそれが本物だという確証はあるのか?
完全に信用したワケではなかったが、どこか品位を漂わせる
男の身のこなしに、ルイ本人ではないにしろ家柄は良いはずだ
と考え、ジェラールはできるだけの世話を約束した。

それから暫らく後、男は死んだ。
ジェラールにとっては誤算だった。
男はジェラールに拾われた時点で体力低下が著しく、その上
タチの悪い風邪をこじらせ、あっけなく逝ってしまったのだ。
残されたのはルイ16世の指輪・・・
こんな本物かどうかも判らない指輪だけ残されても得にならない。
だが売ったら高値で売れるかもしれない・・・

そんなことを思っていたジェラールに、ふと、ある考えが浮かぶ。
俺がこの指輪をして仕立ての良い服で身なりを整えたら、
ひょっとしたら貴族くらいには見えるかもしれない。
いや、上手くいけば、ルイ17世と名乗っても誰も怪しまない
かもしれない・・・この指輪が本物か、本物と見分けがつかない
くらいに精巧なものなら、可能性は充分にある。
俺をルイ17世と思い込ませることができたら、
この俺がフランス国王となるんだ!

片田舎の平凡な暮らしにピリオドをうちたいと考えていた
ジェラールは、このチャンスを逃してはならないと
計画を綿密に練り始めた・・・

周囲の人々の記憶を全て消すのは無理だが、自分の痕跡を
なるべく残さないようにするため、ジェラールはルイと名乗った
男の遺体を住み慣れた家共々、火を放って燃やした。
男を家に連れ帰ったのを運良く目撃されていなかったため、
周囲の人間はジェラールが人を助けて世話していたのを
誰も知らなかった。だから、焼け跡から発見される遺体を見ても
ジェラール以外の人間だとは思うはずもないだろう。

俺は死んだ・・・俺の痕跡はここで終る。ジェラールは死んだ!
そしてルイ17世が世に現れ、フランスの新たな国王となリ国を動かす。
だが事を焦って損じては意味がない。
まずはこの指輪だ・・・これが本物かどうかを確かめなければ。
指輪が本物なら、次はルイ17世を支持する人間を探さなくてならない。
さて、ルイ18世がどう出てくるか・・・
慎重に動かなければ、ルイ17世も今度こそ死ぬことになるな。

ジェラールは野心を胸に秘めて、ルイ17世として新たに旅立った・・・



なんて・・・物語りの発端を想像してみましたが・・・
内容を予想するワケではなくて、ジェラールはこんな生立ちで
こんな風に野心を持ってたら面白いなぁという想像です。
国王になりすましちゃうんだもん、気の小さいヤツには絶対ムリっ。
野心や野望、復讐心とか、度胸がないとねぇ(苦笑)。
でもって、わたるくんならば、ちょっと曲がった生き方をしてきた
青年なんかをやらせたら上手く演じてくれるだろうってことで・・・
こんな想像になりました(^^ゞ。

檀ちゃん演じるアンヌは、ジェラールがルイと偽って生きていく
中で出会った女性ではないかなぁと・・・なので、↑の想像では
アンヌは出ておりません。最初は幼なじみかなぁとかも想像して
いたんですけど、それもありきたりかなぁって感じですし。
イヤ、どっか貴族とかのお嬢という設定もありきたりだけど(苦笑)。

アンヌの存在で一筋の光を見出す・・・
u-tsu的には、光=希望っていう解釈なんですけど、イイのかな?
そうなら、幼なじみでも貴族のお嬢でも、アンヌが純粋で包容力ある
女性ならばジェラールとどんな関係でも、ほぼ、光を見出せる
のではないかなぁ・・・と思うのですが、どうだろ?
気になるところだ。

お稽古開始から間もなく2週間・・・
役作りは、まだまだ模索中というところでしょうねぇ。
どんな公演になるのか、観には行けないけど
すご〜〜っく楽しみです(^0^)v




早く知りたくてウズウズしていた内容が見れました。
12月号歌劇に、中村先生と主演コンビの座談会がありました。

で、アンヌはジェラールの幼馴染だったのよ・・・
↑で想像していたのとは違ってた(^^ゞ。
最初は幼馴染かとも思ったんだけど、ありきたりだよなぁ〜
ってことで、ルイとして生きていく中で出会う普通の女性と
想像してたんですが・・・やっぱりありきたりの設定だった(苦笑)。
純真で真っ直ぐな娘アンヌ・・・
まるで女版ラダメスって気もしないでもないけど、
このアンヌの存在がキーポイントって感じなのでしょうねぇ。

ちょっと驚いたのはジェラール。
ただの野心家じゃなかったわ・・・
彼は貴族の血を受継いでいるらしい・・・そこから野心が沸沸と
わき、ルイ16世の指輪を手に入れたことがきっかけで
人生最大の賭けにでるってことみたい。
ジェラールの根底にある性質は純粋なんだけど、
やっぱり自分が貴族の子供であると知った時に、眠っていた
冒険心とか野心とかが、目覚めたっていう感じでしょうか。
男性は特にそういう気持ちが奥底にある生きものだと思いますし。
ジェラールの場合は指輪を手に入れたことが最大のきっかけ
なのではないかなぁと想像します。

で、上の想像で当たっていたこと・・・
ジェラールは”片田舎”に住んでいたってこと(笑)。
それこそ、ありきたりの設定じゃんって感じだけどね。
そこの葡萄畑で葡萄酒を作って暮らしていたようです。
酒とわたるくんという組合せが妙に合っているような気が・・・
作っている姿が目に浮かぶようです〜(^^;。

ジェラールの出会ったルイ17世だと名乗る男は涼 紫央さん。
パリへの憧れをもっていたジェラールはその男と共に
パリへ行こうと決意しますが、男は病に倒れ、亡くなる間際に
指輪を託し自分の素性を告げる・・・
田舎暮らしが長かったジェラールは都会に憧れていたんですねぇ。
独立心が強いというか、気が付かないうちに何か成し遂げたいと
いう気持ちがわいていたのでしょうか?
それとも単に自分の生まれを知って、自分はこんな田舎で
くすぶっている人間じゃないとか考えたんでしょうか・・・

アンヌはジェラールの生まれを知って、とっても悩んだり
するのでしょうねぇ。自分と同じ田舎の人間、ようは同じ身分
ということで、いつか結婚して一緒に暮らせるのを
夢見ていたりしていたはずですから。
でもジェラールはパリへ行ってしまう・・・
彼女はパリの何処かにいるジェラールを追って、自らもパリへ。
ただただ彼を想う気持ちだけで、宛もなくつてもなく。

ジェラールはといえば、野心を持って出発したにも関わらず、
結局は根底にある純粋な心が邪魔をして、自分が欲している
幸せは誰かを騙したり傷つけたりしてまで手に入れたいものなのか?
と自問するようになる・・・そういう考えが浮かぶ要因には
アンヌの存在が常にあるからで、彼女の役割は間違った道へ
進もうとするジェラールを正道に引き戻すこと。
ジェラール以上に純粋なアンヌがだからこそ、
かれは一筋の真実を見つけることができるのではないか・・・
と、座談会を読んで思いました。

ジェラールは、出会った貴族や色んな人とのやりとりの中で、
人間の汚れた部分を目の当たりにしていくんでしょうね。
今まであまり縁のなかったような卑劣な手段だとか、
ずる賢いやり方とか、田舎で暮らすほうがマシだと思うような
出来事を、沢山見るのではないかなと想像してます。
そういう経験をした上で、ジェラールが何を見出すのか・・・
それは実際に観ないことには分かりませんねぇ(苦笑)。
ビデオが発売されなかったら、u-tsuには永遠に分からない(ーー;
どうか、それだけは勘弁してほしいと切に思う・・・


余談ですが、座談会中、檀ちゃんの様子の変化を見逃さない
わたるくん。いつも気にしてるのねぇ〜と、変わらず仲の良い
お二人にニンマリ(⌒ー⌒)しました。
「ジェラールがアンヌの愛で初めて真実を掴むので〜・・・」
と話しているのを聞いて、檀ちゃんはアンヌの重要さに
緊張してしまったようで、それに気付いて「どうしたの?」
と笑って尋ねるわたるくんがとっても自然な印象で。
何気ないやりとりなんだけど、そこから伝わるものの
温かさが心地イイなぁ〜なんて思っちゃいました(^^)。



初日から数日・・・感想をチラホラといただいております。
「王家に捧ぐ歌」があまりにも壮大な作品だったので、
ちょっと物足りないという印象があるようですが、
今回はドラマ仕立てという要素が多いのでしょうね。
ほぼ全編歌という前作に対してドラマ色が濃い今作・・・
180度違う舞台になっていることと想像します(^^)。

ずっと気になっているお話の中身は、頂いた感想から組み立てて
なんとなく頭の中で出来あがりつつありますが、
そうきたか・・・という部分あり、そっちへ転ぶか・・・という
部分もありで、そういうトコロからしてドラマ性が強いなぁと
感じています。でもまだピースが足りなくて埋まりきらない(苦笑)。

一幕目はジェラールが自身の生まれを知りパリへ旅立つまで、
ということですが、それは妥当な幕切れになっているのかなぁ。
個人的にはペース的に遅くないか?っていう気がしたんですけど。
二幕目に詰込みすぎて無理矢理終らせる、なんてことには
なっていないんでしょうか・・・?
結構、貴族の人間に翻弄されて精神的に苛まれていたりするのかな?
なんてことも想像していたんですが、あまりそんなこともないのかな。
フィナーレもちゃんとついているそうなので、時間的に深いお話には
作られていないのかもしれないなぁと、正直不安なんですが・・・


で、ジェラールは本物のルイ17世だった、ということなんですね。
u-tsuは前回このページを書いてから、たぶん本物なんだろうなぁと
いう想像が80%で、実はルイは双子だったという想像が20%くらいで
お話をイメージしてました(苦笑)。
ルイが双子っていうのは、映画「仮面の男」の話しを思い出したから。
以前「ブルボンの封印」という作品を扱っていましたが、
あれは確かルイ14世のお話だったような記憶が・・・
でも流石にそこまで内容の似た作品は上演しませんよねぇ(苦笑)。

個人的想像では、塔で死亡したのは確かにルイだけど、
でも実は双子の片割れが生き延びていた・・・っていう感じの
内容になっているのかなぁと、そんな風に考えたりもしました。
もちろん、ジェラール本人はただ「お前は貴族の子だ」と
知らされただけで、よもや王位継承するほどの身分だとは思っても
いないし、知らせた育ての祖母もそこまで身分が高いとは知らず・・・
っていう感じで。でもルイの姉マダム・ロワイヤルと対面すると
彼女の記憶のルイをジェラールの中に面影として見つけ、
ジェラールが本物のルイだと宣言する・・・
で、その前後の出来事として、幼馴染のアンヌや貴族が
絡んでくるのかなぁと。
最終的には周囲に良いように使われて破滅する・・・
なんて暗い方向へ考えていたんですけど、
そんな内容はヘンかなぁ?捻じ曲げすぎだって(苦笑)?

でも結構、純愛な内容なんだなっていう印象が強いですね、
頂いた感想を読んでいると(^^)。
最近そんなわたるくんを観る機会がなかったので、
なんか新鮮といえば新鮮で、それもまたイイのかもしれませんね。
お衣装も、二幕目は何着も着替えられて王室人らしいようで、
そこまで貴族様〜なわたるくんも、滅多にお目にかかれてないから
必見な公演になっているでしょうねぇ。
特にラストが必見!らしいですね。
ラストが印象的だという感想が多いですよ(^ー^)。


余談なんですが・・・
去る12月7日、ルイ17世のものと判定された「心臓」が、
死後200年の時を経て王室墓地に埋葬を許可されたそうです。
2000年頃にDNA鑑定でルイ本人であるという結果が出され、
ルイ17世にまつわる逸話に終止符が打たれました。
詳細は知らずとも、そんなニュースがあったなぁと記憶されて
いる方もいらっしゃると思いますが?
u-tsuは、そういえばそんなニュースがあったような気が・・・
ってくらいの記憶なんですけど(苦笑)。
でも、200年前の心臓なんて、どんな状態で保管されていたんだか?
ホントにそんなものでDNA鑑定が可能なのか、ちょっとアヤシイ
気がしないでもないですよねぇ。
ま、色んな憶測には決定的な事実ですが、それなら何故、
長い間語られる逸話が次々と飛び交ったのか・・・
歴史に逸話はつきものですが、あまりに不思議な証言が
多かったですよねぇ。個人的には「ルイ生存説」のほうが
面白味があって好きですけど(^^)。

で、「ルイの心臓」ですが、埋葬は命日とされる6月8日。
ブルボン家協会主催で式典が執り行われるそうです。
たった10年という短い人生なのに、その身に降りかかる事柄は
u-tsuには想像できないほど大きなものだったのだろうと、
なんだか、しみじみ思ってしまいます。
わたるくん演じるジェラールは、片田舎ですくすくと
平和に幸せに生きることができて良かったんですねぇ・・・
野心を抱いてパリへ行ってしまうけど、
平凡な幸せこそが本当の幸せっていうのを、
きっとアンヌが教えてくれるのでしょうねぇ。

どんな結末でも心が通じ合えていれば、
それだけでハッピーエンドなんだと思うu-tsuです(^^;。
本当のルイも、誰かと心が通じ合えているとイイな・・・




なんか、公演も終るのに更新するのもどうかと思うけど・・・
ちょこちょこ感想をいただいて、あまりにもイメージしていた
お話と違ってたもんで、ちょっと残念に感じて書きたいのに
書けない状況って感じでした・・・ぶっちゃけね(ーー;
しかも時代背景がイマイチ判っていなかったので、フランス革命の
内容を読んでいたんですが、これがチンプンカンプンでさっぱり。
無駄な時間と労力を費やしてしまいました・・・
ハッキリ云って、意味無いことでした(苦笑)。

意外だなぁと思ったこと・・・
ジェラールはかなり純朴な青年だということ。
あらすじでは絶対に破滅の人生を歩んでいくだろうという感じの
紹介だったのに、実際にはとても世間知らずっていうか・・・
物事の側面しか知らないっていうようなお坊ちゃんタイプだと。
そんなジェラールが何故、ルイと偽ってパリへ行くなんてことを
考えたのか?野心を抱いてパリへ行き、マダム・ロワイヤルと対面
までしておきながら、自分はルイではないと刑に服すことになる・・・
君は一体、何をしたかったんだ?
という疑問が、観れないu-tsuにはわいております(苦笑)。
野心家ってよりは、片田舎の世間知らずの青年がちょっとした
夢を持って都会へヒトヤマ当てに来た・・・ってあたりが妥当の
ような気がします。現在で例えれば宝くじで高額を当てようって
いうのと、大して差はないように思えますが。
野心家って云えば聞こえが良いというか、すごくやり手のような
印象を受けますが、ジェラールはそれとは違いますよねぇ。
自分がルイとして認められたら、アンヌの生活も楽にさせて
あげられる・・・少なくとも誰かの為にっていう気持ちからの
行動であって、自分が伸し上って楽をするっていう為ではない。
もちろん、成れるならばルイに成るっていう気持ちはあったはずですが、
それはホントに軽い気持ちっていう程度なんだろうなぁと・・・
でも人間として大切な思いやりの心とか純粋な性格なジェラールだから、
真実の幸せを手に入れることができるのだろうとは思います。

個人的にはホントに野心家で、アンヌを思いつつも栄達を望み、
その為には多少の犠牲も差出す・・・愛するアンヌが傷つこうとも
自分が栄光を手に入れれば、それで帳消しになる。
なんてことを考えるような青年がジェラールだったらなぁと。
この程度ではまだちょっと物足りない野心ですが(苦笑)、
最低でもこれくらいの感情は欲しかったなぁと、u-tsuの願望です(^^ゞ
または、パリへ着いてから1幕目が始まり、ルイを騙ったと逮捕され
一瞬の隙を狙って逃亡する場面で終る。
2幕目は逃亡を続けながら偶然にマダム・ロワイヤルと対面を果たし、
アンヌの身に降りかかる事件をきっかけにジェラールの人生は
破滅を迎える・・・・なんて感じのほうが面白いかなぁなどと想像。

ジェラールはマダムとの対面中、執事の名前を思い出すそうですが
本人は全く自覚なしだとか?普通はそんな心当たりのない人物の
名前とか思い出したら、どうして知っているんだ?と自問自答
すると思うんだけど、そんなことも考えないんだねぇ(苦笑)。
対面中はそれなりに緊張もあるわけだから、
本人はそれどころじゃないってことなんでしょうか?
もしかしたら後から思い出していたりするかも?
ジェラールはルイではないかもしれないけど、ルイの遊び相手として
存在していたなんてことはないのかなぁ?
それなら執事の名前だって知ってるだろうし・・・
フェリシテばぁちゃんに引取られた時に高価な衣装を身につけて
いたのも納得できそうですし。
国王一家に降りかかった革命の嵐を目の当たりにしたジェラールは、
仲良しだったルイが捕えられ、子供であるのに貴族という身分だけで
自らも追われる身になってしまい、恐怖を感じた少年は
その記憶を封じたいが為に記憶喪失になってしまった・・・
なぁんてことはないかしらぁ(^^ゞ?
でも記憶を失うってことには、外傷的なものと心傷的ものと
あると思うので、あながち全然無いってことは云えないはず(苦笑)。
ジェラールはショック症状で記憶を失っている可能性が高いなぁと。
ただフェリシテばぁちゃんはジェラールがどういう身分の人間かって
ことは性格に把握しているわけではなさそうなので、その辺が・・・
初めて会ったときの服装から貴族だって思い込んでるだけで、
実は平民の子って可能性もあるんですよねぇ。
そもそも国王の後継ぎとかには遊び相手なんているのは普通なのかな?
よくそんな設定のキャラが本には登場したりしてますが・・・
ま、いずれにしても謎が謎呼ぶって感じの
キャラですよねぇ、ジェラールって・・・

因みに、u-tsuはジェラールが本物だと考えています。
先生が何と言おうと、わたるくんがどう解釈していようとも、
ジェラールは本物なんだぁ〜っ、と思ってます(^^)。
だってラストもハッキリと決着が着かずに終ってるそうなんで、
自由に想像してくれって云ってるようなもんだなぁと。
影武者・・・ってのも想像してはみたんですが、
あまり子供には影武者なんかつけないよなぁ?ってことで
一応、却下。小さい頃は似ていても大きくなれば変わるもんねぇ。
それに世間知らずなお坊ちゃん風な部分は、やっぱり貴族で、
中でも階級はかなり上なんじゃなかろうかと。
やっぱり血の繋がりって性格や性質に反映されてくると思うので。
でも、そうした場合、ロザルジェに行儀作法を習うという場面で
ムリが生じるかも・・・でも幼い子供時代しか貴族として生きて
いなかったら、優雅な動作は出来なくて当り前ってことになるかな?


なんだか、考えてて纏まらなくなってきました(苦笑)。
「王家〜」の時は東京公演があって観れるっていう希望が
あったけど、今回はどんなに疑問があっても生で確かめるって
ことができないからすごくストレスになるかもぉ。
結局、u-tsuはどの公演でも疑問が浮かぶんですよねぇ・・・
どこか素直に受け入れていないんでしょうねぇ(ーーゞ
きっと想像していた役と違うから文句を言いたいんだと思う・・・

でも専科時代は世の中を斜に捉える屈折した大人が多かったから、
純粋な青年は白い役も演じることができると証明できて
良かったかもしれない(苦笑)。屈折した人間ばかりを上手く
演じられても、役者はそれだけじゃダメだし・・・
何より宝塚の男性ですからねぇ。
ただギラギラしている野心家では世界が変わってきますし。
だからって、自分の意思や強さを持たない芯のない人物っていうのも
歓迎できませんけど・・・今回のジェラール、観劇されたファンの
方たちにはどう映っているのかなぁ(^^)?





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