060224 コンサート前日 バンコクへの道ー1

「どうしちゃったの、今日は?」「ノリが違うよね〜」

「今までの軌跡ビデオ」が始まってからも、私たちの興奮は冷め遣らない。

「今日は、白かな?黒かな?」「白じゃないかな?」

そこに、コツコツという音と共に、ジフニが登場。「あ、白だ。」

「そうなんだよね、やっぱり。今日は本当にシメなんだよね〜。

そして、「アルミョンソ」。思っていたとおりだった。最初の編みこみヘア、ターバンといい、今日の白ジフニといい、ああ、最後のRAINY DAY。昨日、今日はRAINY DAYの軌跡をたどる旅」だったんだ。その旅路をともにできる私の、なんという幸せ。

最初は一緒に歌っていた私だったが、途中からもう声は出なかった。照明の下でキラキラかがやく「白ジフニ」の歌に、命すべてをゆだねた。知らず知らずのうちに、手に持っていたCJタオルは、もはや応援グッズではなく、頬をつたう涙をぬぐうためのタオルに変わっていた。気づくと、またあなたは私の目の前にいた

 

「ナン」

「もう、どうしよう・・・。」「ナン」のイントロが始まる。NYでは、ジフニの長い手足が前後にゆらゆらして、遠目から見たその美しさに、我を忘れた私。今日はもう、涙で前がかすんでいる。とにかく、ちゃんとジフニの歌を受け止めよう。あれ?タオル取りに失敗したジフニ、その背中にちょっと照れくささを感じた私。惜しかったね〜。

そして、雨降り。今日は後ろを向いて、あらかじめボタンをはずし、前をはだけてから正面を向いたジフニ。やはり昨日と同様、体を向かって左側のエリアに向けている。あ〜、やはりタイというこの暑い土地には、思ったとおり白ジフニのほうが似合うな〜と思った。

曲が終わった後、大スクリーンに映っているジフニの表情を見て、はっと思った。
雨で濡れているだけではない、その目には、確かに光るものがあった。


そして「ダンサー紹介」のMC。と、何を思ったかジフニ、私たちの目の前に来て、シャツの前をパッパッと2回お茶目にはだけて見せた。そのままニコニコ立ってるジフニ。思わず、「ジフニ、もう一回〜。」といっていた、恥じらいを知らない私。ああ、はずかしい。

そして、ダンサーの登場。

「え〜、もう、何なの〜。」「すごいよ〜。」「今日のジフニはどうなっちゃってるわけ〜?」うれしくて仕方ないんだけど、あまりのすごさに「信じがたい」という気持ちのほうがそれを上回り、わけが分からなくなっている私たち。

昨日の台湾の女の子たちが、ダンサーの登場にまた大騒ぎをしている。

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