060224 コンサート前日 バンコクへの道ー1

To You

会場全体の「ほえ声」の中で、ジフニがいよいよ最後の曲であることを告げる。「NO,NO!」、「いや〜ん、もっと歌って〜。」「アンデ〜。」そしたらジフニが英語で「I'm Tired」といいました。いつもこの曲に最中に、ドラマを含めたジフニの今までの活動紹介ビデオが流れているらしく、またその中にSad Tangoもでているらしいのだが、私は一度も見たことがない。最後の名残を惜しむこの曲に酔いしれている間、いつもジフニだけを見つめているからだと思う。

花道側を後ろに見渡すと、ものすごい熱狂の渦だ。
タイ語で「コップンクラッ〜」ありがとうを言うジフニ。

最後の最後に、ジフニの口から、韓国語で長めのあいさつ「最後のRAINY DAYであることが語られた。通訳付で、この部分はしっかり韓国語で、きっと自分の言葉で語ったんだろうと思う。Oさんが、ジフニの話してる内容を、私に教えてくれる。

私も、最後は、「ありがとう」ということに、決めた。

「アンコール I Do始まるまでの間がやけに長い。

どうしちゃったのかな〜とみんなが不安になったときに、曲がやっと始まる。

あれ、あれ、みんなが白いTシャツに着替えている。

曲が始まっても、左側にいる私たちには、ジフニがいったいどこにいるんだか全然わからない。どこ、どこ、どこ、とさがしてやっと見つけたジフニは、ハンドマイクを持って歌っている。だから、ペットボトルを持って水をかけようと思っても、なかなか昨日のようにうまくいかないようだった。ジフニ、どこ〜、こっちに来てくれないかなあ〜、と思っているうちに、何度もダンサーさんに水をかけられる。

ジフニがなかなかきてくれないので、ちょっと寂しい思いをしていたら、目の前でファヨンちゃんがCJタオルを振ってくれているのが目に入る。

そうこうしているうち、ステージ上では、ダンサー、あとおそらくプロデューサーであろうか、スタッフも交えての「おつかれさまご挨拶」大会が始まっている。互いをねぎらいあい、抱き合い、また円陣をくんでいる。とてもほほえましい光景。ああ、本当にRAINY DAYがこうして終わってしまうんだなあという、一抹の寂しさが私を包み込む。

最後の紙芝居。おそらくそれを知らずに、すでに席を立って帰っていく人の姿が見える。なんともったいないことだろう。

やはり、紙芝居の最後の言葉は「愛しています」なんだろう。タイのファンの方たちの、ギャ〜ッという歓喜の声。

私たちの目の前を通って去っていくジフニの背中に向けて、静かに「ありがとう〜」と叫ぶ私でした。

コンサート2日目 完  おまけ観光編につづく・・・

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