さあ、そして2時くらいからリハーサル開始。
その様子が、スタジオお向かい、大通りをはさんでの大ディスプレイに映される。
音は聞こえないものの、リハーサルの一部始終が見られるとあって、外にいるファンは大騒ぎ。本番ではみられない、ちょっと気を抜いた表情満載で、「もう、こりゃ、たまりまへんわ〜」状態。写真ばんばんとりまくりで、メモリ切れ、電池切れの人が続出。そのくらい、楽しいリハーサルでした。
たまに、ガラス越し近くにジフニが来たときには、それを振り返ってながめ、またディスプレイをながめということで、見る方向が頻繁に変わって、とても忙しかったです。
道の向こう側から、スタジオ方向を見ている人もたくさんいました。
ディスプレーが見えないからつまらないんじゃないかな〜と思っていたら、実はガラスに反射している画像を見ていたそうです。また、スタジオ奥の、豆粒ですが、生のジフニの後姿が同時に拝めるとあって、道向こうもよかったそうです。
リハーサルが終わったのが、2時半くらい。いったい本番はいつから始まるんだよ〜!
一緒に来ていた名カメラマンNさんも、さすがにずっと立っているのに疲れた様子。
もう、今晩のコンサートもあるから、そこで間近にジフニを見るとして、ここはこれで終わりにして、何かおいしいものでも食べに行こうかという話になる・・。
でも、そうは言っても、本番が始まるのを見届けようということになる。
3時、やっと本番が・・。
さっきのリハーサルで、道向こうの建物が何回も映っていたので、そちらに行って、横断幕を掲げることにする。
道向こう、行ってみたら、たしかに豆粒だけど、ジフニの後姿が見える、見える。
こりゃ、また、いいじゃ〜あ〜りませんか〜。どうせ本番の映像は、帰ってからどこかで見られるし、ここは、ちゃんと生背中を味わっておかないと・・・。
赤いバラのRAINの文字に、たくさんの人が立ち止まる。
「RAIN」って、何〜?ときかれて、「ほら、今あっちのスタジオに〜」といろいろな人に教えてあげる。
中には、「ああ、RAINですか〜」と、知ったかぶりで行過ぎる人も。(きっと知らない)
私たちの様子を写真で撮ってもらったら、その人はどこかの記者のようだった。
RAINのコンサートのために、日本からかなりの人数が大挙してやってきていることを告げると、かなり驚いていた様子。
NさんもYさんも、そんな記者とお話しするより、少しでも長い時間、RAINの背中(厳密にいうと、くびれた腰)を眺めていたいようだった。
3時半ごろ、番組は終了。結局4時間くらい、スタジオ付近に立っていたことになる。
でも、暖かい日でなによりだった。
NYに来てから、落ち着いて座ってご飯を食べていないことに気づく。
3人で、HARD ROCK CAFEでごはん。
のどが渇いてしかたない。
カメラの電池、メモリがもうないので、私は急いで徒歩でホテルにもどる。
もう5時10分だった。
パソコンに写真を取り込み、カメラは充電。夜のコンサート用の薄着に着替える。
6時出発!
こんな遠くからでも、あなたの背中がおがめれば幸せ〜。