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内容証明の作成

内容証明について

内容証明(郵便)とは、いつ、誰が誰に、どういう内容の手紙を送ったのかを郵便差出しのときに発行される謄本によって証明する仕組みです。手続き的には、同じ手紙文面を3通用意して(コピーで可)封筒に入れずに、郵便局へ持って行き、郵便局が内容を確認した上で、その1通を封筒に入れて送るというものです(残り2通は郵便局の保管用とご自分の控えとなります)。

内容証明の効果

よく言われるのが次の2つの効果です。
・相手に対し、いつ、どのような意思表示をしたかを証明できる(証拠となる)。
(送付した文書の内容と日付の2点を証明すること)
※あくまで証拠となるだけで、相手に対して強制力や法的拘束力をもつものではありません。

※確定日付のある通知として債権が時効消滅するのを防ぐ等の効果があります。

・場合によっては、相手に対する心理的圧迫効果も期待できるとも言われます。
※逆効果の場合もあるので、書き方には注意が必要です。

文書の形式

使用する用紙には制限はなく、例えばコピー用紙でもかまいません。
・1枚の紙には1行20字×26行。(用紙が1枚増えるごとに料金も加算されます)
・通常の郵便と同じく、差出人と受取人の記載と、差出日を明確にするため年月日を記入します。
・趣旨がわかるように「通知書」「催告書」など表題を書き、前文や後文は基本的には省略します。
本文では、それまでの事実関係と要求事項を明確に記載するようにします。
※内容を間違えたら、送付後は撤回できないので注意しましょう。
なお、赤いマス目の原稿用紙に文書を記載する場合もあります。こちらは、より強い意志を伝えたい場合に用いるという考え方が一般的です。強く警告したいとか、本気で争う姿勢があるという場合です。

 

通知書
内容証明書用紙

送付手続き

内容証明は集配を行うような大きな郵便局でなければ扱っていません。
内容証明を扱っている郵便局の内容証明の窓口で、宛名と差出人を記載した封筒と、中に入れる文書(3部)を差し出します。このとき、もしもの場合に備えて訂正用に使用した印鑑も持っていくとよいでしょう。

窓口で受領証と謄本(差出人控え)を返してくれますので、大切に保管しておきます。なお、万が一謄本を紛失しても、5年以内であれば再発行してもらうことができます。

以上のように、決められた書式に合わせて手紙文書を作成する必要があり、効果的に使うためにはある程度内容を検討したほうがいい場合もあります。文書さえできれば郵便局での手続きは簡単ですし、最近では電報のようにインターネットを介して送ることもできます(e内容証明)。

よく利用されるケース

・クーリングオフ  ・契約解除の申し入れ  ・苦情  ・会社内人間関係トラブル
・金品の引き渡し請求  ・債権回収  ・男女間トラブル(不倫関係中止請求など)

送料は?

内容文書1枚の場合、配達証明付きで1,220円です。

枚数が1枚増えるごとに250円加算されます。速達はさらに270円加算。

文書作成・送付手続き代行サービス

内容証明作成のご相談・ご依頼は03−6795−0488またはメール:info@sato-ueno.com まで

ご連絡ください。

行政書士佐藤上野事務所では、文面作成から送付手続き代行までお客様のご要望に合わせてご対応いたします。
料金は、基本的な文例提供のみなら4,200円〜(全国対応)。

文案作成から送付手続きまで全ての代行は、21,000円。

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